今日のNHK「プロフェッショナル」は秀逸だった。
東京・山谷のホスピス「きぼうのいえ」を紹介してた。
ここは、
映画「おとうと」で鶴瓶演じる弟が、
最後を看撮られる場所のモデルになった施設だ。
身寄りがなく、
末期の病気になっているお年寄りがやってくる。
それぞれに過酷な人生を歩み、
ここにたどり着いた。
彼らが自ら言うように、
ここにがなければ、
「野垂れ死んでいた」ような人たちだ。
ひと癖もふた癖もある彼らに、
この施設の職員らは、
「隣人」として接するのだという。
家族ではないけど、
赤の他人でもない。
「隣人」
そして、
ここでは当然のことながら「死」は日常だ。
亡くなった人が横たわるベッドの横にひざまずき、
看護主任が手を合わせて言う。
「お疲れ様でした。しんどい、ちょっと大変な人生を生ききりましたね。大切な時間をどうもありがとうございました」
その目には涙。
うぉー、
映画と同じだぁ、、、
じゃなくて、
映画がそのまま使ったのである。
映画で観た時は、
少し嘘くさく感じたのだが、
本当にこんなことをしている人がいるとは、、、
まったく頭が下がる。
しかし、
この施設、
恒常的に赤字だそうだ。
そりゃそうだ。
「きぼうのいえ」のHPを見ると、
運営資金の多くを寄付に頼っているという。
が、
この放送の直後から、
寄付の申し出が殺到していると、
これもHPに書かれていた。
そんなもんなんだよなぁ。
●ちょっとここでは書きつくせないな。是非とも見ることをおすすめする。20日(月)午前11時からBS2で再放送があるようだ●頭が下がる人って、いろんなところにいるもんですね。
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