一人悦に入っていたら、
すでに「無知の知」を説いていた御仁がおられた。
しかも数千年も前に。
ソクラテスだ。
真の知への探求は、まず自分が無知であることを知ることから始まる
「無知ノススメ」とは微妙にニュアンスが違うけど、
そういうことなのだ。
どんな物事でも、
自分は常に不十分にしか知らないと、
自らを戒めることはとても大事だ。
知った気になる。
わかった気になる。
それは奢りだ。
そこさえ押さえておけば、
好奇心旺盛なのは絶対いいことだと思う。
ところで。
読売新聞の読者による今年の十大ニュースが発表された。
国内部門の第一位は「尖閣ビデオ流出」。
ちょっと驚いた。
猛暑でもなく、
口蹄疫でもなく、
これが国民にとって一番インパクトがあったわけだ。
ちなみに、
流出ビデオのタイトルは「本当の尖閣」だった。
でも、
このビデオで尖閣衝突事件のことが本当にわかったと思うのは、
これまた危険であることは、
言うまでもない。
●ちなみに「海老蔵事件」は30傑にも入ってなかった。
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