2011年10月6日木曜日

女王

たなかりかさんのライブを聞きに、
三宮グレートブルーへ。

さっき調べてみたら、
ぼくは彼女のファンなのに、
ライブは2年以上行ってなかった!

その間、
彼女のは2枚目のメジャーアルバムを出し、
大阪のビルボードでのライブも成功させた。

果たして、
その進化は予想以上だった。

まず、
ステージでのたたずまい。
それだけで絵になる花がある。

看板の歌唱力に磨きがかかったのはいうまでもなく、
ステージングっていうのか、
マイクの使い方、
身ぶり、
あらゆる意味で無駄がそぎ落とされている。

言い方を変えれば、
すべての動きに意味がある。

そう、
改めて強調するけど、
プロの行動には、
すべて理由がある。

些細な何気ない、
素人が見逃しそうな、
ちょっとした仕草にまで、
実はわけがあり、
それは美点を強調するものであり、
あるいは欠点を隠すものである。

その意味の連なりを、
さりげなく自然に、
つまり洗練させて行えるのが、
プロなのだと納得。

それにしても、
彼女の人気はすごい。
今日も50席ほどの店が満杯。

客層はスーツ姿のサラリーマンが多かったかな。

おじさんのハートを鷲掴み。

関西ジャズの女王と呼ぶにふさわしい。

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