2011年10月26日水曜日

謹呈

仕事を終え、
会社の外に出ると、

「さぶっ」

何やこの寒さ。

出勤の時もまぁ、
あたたかいとはいわないまでも、
20度ぐらいはあったはずだが、
未明の大阪は10度ぐらいじゃないかしらん。

確か今日は、
昼間の関東地方がめっちゃ暑くて、
30度ぐらいあって、
かき氷が売れてますってニュースでやってたから、
昼間東京にいて、
夜大阪に帰ってきた人は、
約20度の気温差を味わったはずだ。

女心と秋の空というが、
北と南ならいざしらず、
東と西でこんなに違うとはね。

そうといえば、
関東の知人から「入院した」と連絡があった。

元気なんだけど安静にしてなきゃならんので、
ヒマつぶしの本を送ってくれという。

なかなか難しい注文だ。

面白くても短いとすぐ読み終わるだろうし、
長くても難解だと途中で投げ出すだろう。

面白くて長い。

この条件を満たすのは、
と考え、
さっと頭に浮かんだのが「1Q84」。

見舞いに行けない代わりに、
3巻セットをAmazonから病室へ発注しておいた。

読書家ではないから、
たぶん読んでないはず。

原稿用紙2000枚分、
しっかり堪能してください。

早く読み終え、
早く退院してください。

遺志

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