2011年10月1日土曜日

人選

新聞を読んでいたら、
映画の広告に目がとまった。

「猿の惑星 創世記」

ぼくは驚いた。

みなさんはいかがだろうか。

たったひとり、
澤穂稀の推薦文。

「猿の惑星」の裏にこんな深いドラマがあるなんて・・・。
一匹のチンパンジーがリーダーとして決意するまでの
心の葛藤にとても共感し、
気づいたら泣いていました。

何で澤なの?

コピーの文言。

すべては一匹の猿の
驚異的な進化から始まった!

確かに、
澤という一人のサッカー選手の、
驚異的な進化がなければ、
なでしこの世界一はなかっただろう。

リーダーの苦労に、
澤が涙したのもうなずける。

だから、
澤という人選は、
決して間違いじゃない。

そうなんだけど、
ぼくのようなひねくれ者には、
澤が猿に似ているという、
人々の潜在意識をかきたてようという、
悪意に満ちた計算があるように思えてならない。

実際こうして取り上げるのは、
まんまと計略にはまっているのだろう。

澤選手にもとっても失礼かもしれない。

せめて映画を観ておわびにしたい、
って、
余計に計略にはまりすぎの感。。。

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