人生「たられば」を言い出したらキリがないけど、
自分の半生を振り返ると、
あそこでああしてたら、、、
と、
明確に分かる、
人生の分岐点がいくつかある事に気づく。
きょうペンギンさんと話していて思ったんだけど。
例えば、
あの日新聞の書評欄を読んでいなければ、
大学入試であの字を間違えなければ、
あのマンションの壁があと2センチ高ければ、
他にもいくつかあるけど、
これらの一つでも実際と異なっていたら、
今のぼくは、
まったく違う人生を生きていたと断言していい。
唐突にマンションの壁って言われても、
わからないとはおもいますが。
一大決心とか、
全財産をかけてとか、
そんな大それたもんじゃなく、
日常のホンのささいな選択の方が、
あとあと考えると、
人生を揺るがすものなのかもしれない。
そして当然のことながら、
そのささいな、
でも人生を変える分岐点は、
事後にしかわからない。
だから一気に結論なんだけど、
迷わず進めと言いたい。
どんなに迷って選んだ道だって、
気づかない分岐点で、
どんなゴールに運ばれるのかわからないのである。
だから、
その時自分がしたい事をする。
それ以外、
自分の人生を生きる術はないのだよ、
きっと。
何よりも、
どれほど無数の分岐を経たところで、
最後は死ぬと、
結末だけはハッキリしているのだから。
ぼくにとって幸いなのは、
どんなにしんどい半生であっても、
今のところ、
ほとんど後悔していない点だ。
他人の目にはどう見えているかは知らないけれど、
ぼくは満足だ。
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