映画館で観逃した「スカイラインー征服ー」をDVDで。
巨大宇宙船がある日突然、
地球にやって来るという設定は、
先日見た「第9地区」にそっくり。
どちらも宇宙人はグロテスクなんだけど、
「スカイライン」の方がより「凶暴(?)」。
お子様は見ない方がいい。
宇宙のどこかから、
はるばる地球までやってくるからには、
観光ではなく、
地球を侵略するためだということは、
想像できる。
「猿の惑星」でもそうだけど、
人間以外の生き物からみれば、
人間ほど残虐な存在はないわけで、
地球人から見た宇宙人が、
残虐に見えるのはむしろ自然かもしれない。
でも、
手先があれほど不器用そうな宇宙人が、
宇宙船やら兵器やら、
すごい科学機器を作れるのか、
そこんとこは未だに腑に落ちない。
しかし、
それにしたって鳥から見れば、
飛べない人間は不器用に映るだろうし、
イルカから見れば人間は泳ぎが下手だろう。
人間が高等で、
宇宙人はもっと高等で、
友好的関係が築けるなんて考えは、
幼稚過ぎるんだろうなぁ。
しっかし「スカイライン」、
期待していた割にはあまりにチープ。
その点、
似てはいてもアイデアの優秀さで、
「第9地区」の方がまだましだった。