2012年7月4日水曜日

連覇

もう旧聞になっちゃったけど、
ユーロは本命スペインの優勝で終わった。

ユーロ連覇は初の快挙。
スペインのパスサッカーが、
現代最高レベルにあることが、
またもや証明された。

イタリアとの決勝は予想外の大差となった。
準決勝からの中日が、
イタリアの方が一日少なかったというのは、
かなりなハンデだったとは思うけど、
それにも増してスペインの迫力がすごかった。

まるで準決勝までは調整だったとでも言わんばかりの、
圧倒的なスピードと精度。
特に2アシストと4ゴールすべてに絡んだシャビは、
この日はそれまでと全く別人のようだった。

手を抜く、
いや足を抜くのは、
スポーツとしてどうかという議論はさておき、
タイトな日程で、
全試合で全力を出していては、
優勝は難しい。

余力を残しつつ、
それでもちゃんと勝って、
決勝戦で最大限のパフォーマンスを、
世界中に見せつける。

もぅ憎たらしいほどの強さ。

これでビジャとプジョルという、
攻守の要を欠いていたというのだから、
恐れ入りました。

スペインが強いというのは、
日本人にとって何よりの朗報である。

体格的にほとんど変わらない彼らが、
ここ数年間世界に君臨していることは、
日本のサッカー少年らに大いなる自信と夢を与えているはずだ。

そういえば、
スペインで一番有名な日本人は大空翼だとか。

不思議な縁だよね。




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