草木も眠る丑三つ時、
台所の換気扇の下で一服していたら、
何かが視界に入った。
ゴ、
ゴキブリじゃ〜!!!!!!!!
極度にきれい好きな母には、
時に辟易とさせられるものの、
おかげさまでこの「天敵」にはここ数年、
お目にかかっていなかった。
んなもん、
民家ならいるに決まってるやんかって思う人、
ちょっと聞いて下さい。
我が家は母と二人暮らしだけれど、
生活リズムが真反対なので、
ほぼ不夜城状態なのです。
母が寝ていればぼくが起きていて、
ぼくが寝ていれば母が起きている。
そんな暮らしを5年ほど続けていて、
年に1度も見ないのだから、
実質いないものと思っている。
もしいたらそれは、
荷物に紛れてとか、
引っ越した隣家からとかからであって、
我が家で繁殖しているとは思えない。
でも、
あれは間違いなくゴキ。
その現実は受け止めよう。
しかもかなり大きい。
ぼくの身体は凍り付いたまま、
目でしばらく観察してました。
どうか一瞬でいなくなってくれ。
そう念じながら。
でも、
アイツ動かない。
動かない。
逃げろ。
逃げない。
・・・・・・
仕方なく、
新聞を取りに行きました。
一応退治するためなんだけど、
本心では、
戻ってきたら、
消えてろと願いながら、、、
なのに、
まだソコにいやがる。
そういう気なら仕方ない。
こちらも大の男だ。
受けて立とうじゃないか。
新聞を三つ折りにして、
狙いを定め、、、
ペシッ、、、、
一瞬で逃げられました。
本当なら悔しがるところなんだろうけど、
本心ではとりあえず視界から消えてひと安心。
やることはやったもんね〜。
母への引き継ぎメモを書いて、
発見場所に置いておいた。
あとは母が何とかするでしょ。
こういうことがあった方が、
母は俄然生き生きする。
あ〜でも、
ぼくの心の傷はしばらく尾を引きそう、、、
大袈裟だよね。
それはそうなんだけど(泣)