2012年7月25日水曜日

電撃

今朝がた寝て、
昼起きたら、
イチローがマリナーズからヤンキースに移籍していて、
背番号も51から31日に変わっていた。

おまけにもう試合に出場して、
しかも相手がマリナーズとは。

こういう場合、
日本語では「古巣相手に」なんて言うけれど、
まったく古巣なんかじゃなく、
さっきまでいた球団である。

退団会見と入団会見を、
一度に同じテーブルで行うなんて。。。

大リーグでは珍しくないと解説されても、
あまりの急展開に驚きを通り越してしまった。

まったくの憶測だけれど、
ヤンキースでなければイチローは移籍しなかったのではないか?

そしてもし今年の成績次第では、
ユニホームを脱ぐ覚悟もしていたと思う。

ヤンキース以外の大リーグ球団、
ましてや帰日して巨人に入るなど、
絶対にあり得なかったと思う。

弱小球団マリナーズで11年半。

チームとしてのタイトルには無縁の中、
ひたすら己の安打記録のみを追った。

その姿勢が時に自己中心的と批判されたこともあったみたいだけれど、
そうでもしなけりゃいわゆるモチベーションが保てなかった、
ということは想像に難くない。

しかし10年連続200安打を達成したのを境に、
素人目で見てもガクンと何かが変わったのがわかる。

だからヤンキースで活躍できるかどうかは、
全く未知数だ。

実力&人気球団に入ったことで、
本人やる気は満々だろうけれど、
周囲の期待はたぶんそれ以上だ。

もし期待に応えられなければ、
来季はおろか、
今季だってレギュラーの保証はない。

んなことは本人が先刻承知なわけで、
もしレギュラーから外されるようなことがあれば、
きっと引退するだろう。

そういう意味で、
ヤンキース移籍は喜ばしくもあり、
何かイチロー伝説も最終章に入ったのだと感じる。

読みふけってきた本の残りページが少なくなってきたみたいな、
何だか寂しい感じがするのである。

●久しぶり天満・じゃず家セッションへ。天神祭ということもありすごい熱気。にもかかわらず、お店の配慮で計4曲も歌わせてもらっちゃった。やっぱ、この店はたはしろの原点であると再認識した次第●諸般の事情により、水曜日に元町に参ります。冗談ではありません。あと数時間後です。意地悪でもありません。


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