2012年8月2日木曜日

終焉

北島のあのぎらつく目は、
100の決勝の時とは違う。

でも、
北京の時ほどの、
寄るものすべて斬る、
みたいな凄みはない。

さぁ、
200平決勝はどうなるのか?



ここからは、
レースを見終えて。

やっぱしメダルに届かなかった。

でも150メートルまでは世界記録を上回る、
素晴らしい泳ぎを見せた。

そして、
その北島を追いかけてきた立石が、
北島からバトンを引き継ぐように、
銅メダルに輝いた。

北島時代の終焉。

8年間ありがとう。

さて。

内村である。

体操個人総合金。

日本人では具志堅以来28年ぶりだって!

体操王国は中国かもしれないけれど、
体操王者は内村だ。

いや、
体操王者を生んだ国こそ体操王国だ。

最近は中国は種目別のスペシャリスト養成に特化して、
個人総合は目指していないんだそうだ。

ウルトラF時代では、
それが現実的なのかもしれない。

そんな中で内村はあくまでオールラウンダーを目指し、
北京の銀から4年、
ついに頂点に立った。

下馬評ではボルトの100金より確実視されていたとはいえ、
予選から苦戦続きで、
今日の6種目も決して安泰ではなかった。

どれか一種目で致命的なミスをしていれば、
金はなかっただろう。

メダルを首に下げてなお、
「夢みたい」と言ってた姿が印象的だ。

こうしてみると、
オールラウンダーって言葉は軽いな。

中国でさえ撤退した分野なのだ。

内村も現代の超人だ。

●話題は全く違うが、五輪の熱狂のさなか、どじょうが脱原発派に歩み寄るフリを見せている。毎週金曜日、官邸や国会周辺でデモを続けている人たちを無視できなくなってきたのだ。地道な活動を続けている人たちに敬意を表したい●佳純ちゃん、4年後頑張れ。最後に、立石君、北島へのリスペクトが足りないぞ。


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