2013年9月29日日曜日

屈託

あまちゃんは、
仕事であろうとなかろうと、
一日の終わりに録画を見る。

これがパターンだった。

今日だけは出勤前に見た。

会社でネタバレされる「あまハラ」がイヤだったからだ。

帰宅して、
もう一度見た。

アレ、
何で最後、
アキちゃんとユイちゃんは海に飛び込まなかったんだろう?

どう見ても、
直前まではジャンプしてる感じだったのに、
最後は堤防で立ち止まってる。

まぁそんなことはどーでもいい。

この半年、
録画して夜中見て消す。
これを繰り返してきた。

でも、
ある時期から録画を消去せず残すようになった。

そして、
ある時期からは、
コレと思った会に間違って消去しないようプロテクトかけるようになった。

残された録画を確認すると、
だいたい物語の半ば、
アキちゃんがグレちゃったあたりから。

このへんから、
この朝ドラ、
ただものじゃない感じがしてきたんだと思う。

ついでに何回分か見直した。

やっぱり一番よかったと思うのは、
グレたユイちゃんと帰省したアキちゃんが、
海女カフェで再会する場面。

「ダセえぐらいなんだ。我慢しろ」の回。

で。

最終回だったということで、
新聞もすごい扱いだった。

朝日と産経は夕刊の一面トップ。

じぇじぇじぇ(‘ jjjjj ’)

脚本の宮藤官九郎は、
震災で登場人物を死なすかどうかで随分悩んだと書いてあった。

そうだろう。

で、
結論は「誰も死なせない」

大人としては理解できる。

被災地で見てる人の気持ちを考えれば、
たとえ一人でも死なせるのは忍びない。

それに。

死なせて泣かせて盛り上げるのは、
一番安易。

それも分かる。

でも、
やっぱりぼくは誰かを死なせるべきだったと思うし、
それはユイちゃんであるべきだったと思う。

といいながら、、、

トンネルを駆け抜けて行く二人の場面は美しかった。

キラキラ輝くトンネルの先の未来へ。

屈託なく駆けて行く二人は美しかった。

遺志

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