2013年12月3日火曜日

管理

明日はサラリーマン生活20数年で初めて、
人に使われるのではなく、
人を使う側に回る。

別に出世したわけではない。

下っ端中間管理職の単なる代打なんだけど、
それにしても、
これまで使われる側として振る舞って来た自分が、
逆の立場に身を置くわけで、
実はわりと緊張している。

同期の大半はすでに管理職になっていて、
「不良社員」のぼくが唯一、
そうじゃない立場だった。

それは屈辱的ではあるけれど、
慣れれば居心地のいいものだ。

ぺーぺーはみんなぼくより後輩なわけで、
だれもいじめてこない。

逆に超ベテランのこっちは、
いろんなことを後輩に教えて偉そうにできるし、
上役に対しても怖いもの無しで、
ふてぶてしくいられる。

でも、
明日だけはそうもいきそうにない。

後輩に気持ちよく仕事をしてもらい、
上役には文句を言われないようにしないと。

いやいや。

別に上役に文句を言われるのはいいんだけど、
少なくとも仕事に間違いがあってはいけない。

ミスをしない。

中間管理職として、
最低限のミッションに挑む。

付け焼き刃で、
「事務ミス」をなめるな!(中田亨著、光文社新書)、
なんて本を読んでみたけど、
時はすでに遅し。

出たとこ勝負な性格は、
いまさらどうしようもない。


遺志

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