情熱大陸に指揮者の佐渡裕が出ていて、
指揮するとはつまるところ、
人間好きなんだと言っていた。
音楽はもちろん好き。
でも、
指揮することが好きというより、
人間が好きだと。
なるほどと思った。
指揮者というと、
オーケストラを一糸乱れず、
自分の思う通りに操るイメージがあるけど、
佐渡氏の言ってる指揮者像は、
管理職に近い。
いかに気持ちよく仕事してもらうか。
そして、
能力を最大限、
時にそれ以上発揮してもらうか。
その根底には、
演奏する人間に対する関心が必要だ。
ロボットが仕事してるんじゃない。
だから、
お好きにどうぞでは駄目なんであって、
コミュニケーションをとりながら、
自分の持って行きたい方向に、
うまく、
短期間に導くことが大切なのだ。
今度、
管理する側のお仕事する時は、
指揮者になった気分で行ってみよう。