2009年8月5日水曜日

大物

マイナスをプラスに変えるとか、
高く跳ぶには低くかがまねばならないとか、
言うのはたやすい、
行うのは難しい。



「プロの釣り師」という職業があって、
日本で女性初のプロ釣り師(プロアングラーというそうだ)児島玲子を、
先日の情熱大陸で紹介していた。

釣り具メーカーと契約して、
そこの道具を使い、
雑誌やテレビの企画で世界中を旅し、
釣果を紹介する。

一見うらやましい職業だけど、
実際は大変だ。

なにせ結果を出さねばならない。
テレビクルーを連れて行って丸一日坊主なら、
話にならない。
必ず、
それなりの魚を釣ってみせる。

プロ野球のバッターだって3割打てれば一流なのに。



200㌔近いカジキマグロを釣りあげ、
一躍有名になったという。
松方弘樹みたいなアレは、
「釣り」というより「漁」に思えるのだが、
でかいクロマグロと格闘している彼女の姿は、
本当に「全身全霊」っていう感じがした。

その彼女は、
元グラビアアイドルだそうで、
プロの釣り師になったのは二十歳を超えてから。
釣りを教えてくれたお兄さんをガンで亡くし、
今でもそれをバネにしているそうだ。



「SMAP×SMAP」に矢沢永吉が出演。

ツアーの最中、
スイートルームが手違いでツインになったことがあって、
それを伝えられた時の矢沢の返事というのが面白い。


「オレはいいけど、ヤザワはどうかな」


本人も言ってたけど、
伝説って尾ひれがつく。
でも、
そういうセリフを言ったのは事実だそうだ。

彼は、
知人に横領されて出来た35億円の負債を、
10数年かけて返済したという。



いやはや、
大物は、
釣るのも大変。

なるのも大変だ。


●アングラーとは、ギリシャ語のアングルが「曲がった」という意味で、釣り針も曲がっていることから来ているそうだ●YAZAWAと打ったら「YAZAWA」と変換され笑った。しかしこの人を見るたびに立川談志を思いだしてしまう●「アンネの日記」第二回。昼間は息を潜め、夜だけがくつろげる隠れ家生活。なら昼間寝ればいいのにと、不謹慎ながら思った●天満「じゃず家」セッション。久し振りで張り切っていたのだが、やっぱり「参加賞」。

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