兵庫・佐用町の豪雨で犠牲になった父子は、
ロープで互いに結ばれたまま見つかった。
父の手と息子の胴体。
死んでも離れなかった絆に、
胸がジンときた。
報道で見る限り、
父子が住んでいた町営住宅は二階建てで、
比較的新しそうだ。
背後に山が迫っている訳でもなく、
水位の最大値が1.8メートルだったというから、
もし外に出ずに、
2階に上がってじっとしていれば助かっただろう。
そんなことは結果論で、
夜間に家の周囲がどんどん水没してくれば、
逃げたくなるのも無理はない。
実際、
同じ町営住宅から、
同様の犠牲者が出ている。
ましてや、
避難場所の小学校は目と鼻の先。
しかもちょっと高台になっているから、
町営住宅からは、
「希望の城」のように見えただろう。
わが家の近所にも二級河川が流れている。
生まれてこのかた決壊したことはないが、
もしもの時は、
きっとこの辺りは水に浸かるだろう。
心構えをしておきたい。
●今日の読売新聞夕刊一面の記事だ。先日の朝日には、水没して立ち往生した車中から携帯で娘に電話した町役場の人の話も紹介されていた。まったくやりきれない●全米オープン、石川遼は予選落ち確実。世界陸上も始まるし、高校野球も真っ盛り。世の中スポーツ一色で、いよいよ総選挙感がない。
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