2009年8月30日日曜日

終焉

日本にいて、
ごく普通に仕事しているのに、
総選挙の熱気を全く実感できないまま、
ついに投票日となった。

もちろん、
新聞では連日選挙報道はされていたけど、
のりピーの覚せい剤事件やら、
水害やら、
世界水泳の世界戦ラッシュやら、
世界陸上のボルトやら、
巨人の優勝マジック点灯やら、
選挙以外のことでわーっとなっているうちに、
この日を迎えてしまった感じだ。


歴史的な日といっても、
結果は大方の予想通りになるだろうし、
ひょっとしたら民主が圧倒的に勝利して、
自民党が解党的打撃を受ける可能性もある。

そうなれば結局2大政党にはならず、
いずれ壊滅した自民の残りかすを民主が吸収して、
再び自民党(いや今度は民主自由党)ができるだけ、
なんていう事もあり得る。


とはいえ、
やはり歴史的な一日には違いない。

自民であろうと民主であろうと、
アメリカ一国主義の時代を終えた世界の中で、
日本が自分でその立ち位置を決めざるを得ない、
その始まりの日だからだ。

そういう意味で、
日本の戦後は今日終わる。

自民党的なるものは、
良くも悪くも日本及び「日本人」を体現していた訳で、
ぼくらは今日、
自分たち自身でそれを終わらせる。


外の風はもう肌寒い。

●ぼくとしては、幸福実現党の議席だけが興味の的だ●「ハプニング」(M・ナイト・シャマナン監督)をDVDで。とても不気味かつ面白い作品だったけど、何か学生の卒業作品みたい。つまり低予算みえみえということ。映画館でこれを見せられたら、少し悲しかっただろう。でも「地球が静止する日」よりは千倍まし●24時間テレビを見たら、初めて見る女性がマラソンを走っている。こんなことは初めてだ。この女性は誰?

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