日本にいて、
ごく普通に仕事しているのに、
総選挙の熱気を全く実感できないまま、
ついに投票日となった。
もちろん、
新聞では連日選挙報道はされていたけど、
のりピーの覚せい剤事件やら、
水害やら、
世界水泳の世界戦ラッシュやら、
世界陸上のボルトやら、
巨人の優勝マジック点灯やら、
選挙以外のことでわーっとなっているうちに、
この日を迎えてしまった感じだ。
歴史的な日といっても、
結果は大方の予想通りになるだろうし、
ひょっとしたら民主が圧倒的に勝利して、
自民党が解党的打撃を受ける可能性もある。
そうなれば結局2大政党にはならず、
いずれ壊滅した自民の残りかすを民主が吸収して、
再び自民党(いや今度は民主自由党)ができるだけ、
なんていう事もあり得る。
とはいえ、
やはり歴史的な一日には違いない。
自民であろうと民主であろうと、
アメリカ一国主義の時代を終えた世界の中で、
日本が自分でその立ち位置を決めざるを得ない、
その始まりの日だからだ。
そういう意味で、
日本の戦後は今日終わる。
自民党的なるものは、
良くも悪くも日本及び「日本人」を体現していた訳で、
ぼくらは今日、
自分たち自身でそれを終わらせる。
外の風はもう肌寒い。
●ぼくとしては、幸福実現党の議席だけが興味の的だ●「ハプニング」(M・ナイト・シャマナン監督)をDVDで。とても不気味かつ面白い作品だったけど、何か学生の卒業作品みたい。つまり低予算みえみえということ。映画館でこれを見せられたら、少し悲しかっただろう。でも「地球が静止する日」よりは千倍まし●24時間テレビを見たら、初めて見る女性がマラソンを走っている。こんなことは初めてだ。この女性は誰?
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