2009年10月8日木曜日

台風

さっき外に出てみたら、
雨は降っていないけど、
確かに風は強かった。

まっすぐ歩けない、
というほどではなかったけど、
少しは体重を預けられそうなほどの強さはあって、
童心に返ってなんか嬉しくなった。


でも、
もしこんな時間にこんなところにいて、
看板やら何やらが飛んできて当たったら、
かなり恥ずかしいことになると思い、
すぐに家に入った。

家いる限り、
風の音と風圧を少し感じる程度で、
たぶんこれから寝てさめれば、
もう既に台風は通り過ぎた後ということになるだろう。


台風の気圧はかつては「ミリバール」と表現していたのだが、
いつから「ヘクトパスカル」になったのか調べたら、
平成4年からのことらしい。

ヘクトパスカルはミリバールの単なる言い換えに過ぎないのに、
国際基準に合わせるということで変更されたようだ。


どっちにしても肝心なのは数値であって、
子どものころは、
980ミリバールぐらいだと「まあまあだな」、
950ミリバールを下回ると「おっ、大きいのが来たな」と、
ワクワクの度合が変わった。

発生当初は920ミリバールぐらいあって、
「こりゃすごいや」と喜んでいても、
みるみる勢力が衰えて日本に上陸するころには、
たいがい980ミリバールぐらいになっていたように思う。

だから今回の台風18号は、
当時のぼくだったらかなり興奮するレベルだ。


そんな風にデッカイ台風を期待していたのは、
学校が休みになるということもさることながら、
大人が「伊勢湾台風は凄かった」とか、
「ジェーン台風の時は吹っ飛ばされた」などと話しているのを見聞きして、
なんかそういう「凄い体験」をしてみたかったからだと思う。

今ぼくが阪神大震災の話を子どもにしたら、
その子どもは同じように思うのではなかろうか。


●風はもうおさまってきた●絢香がNHK「SONNGS」に出ていた。バセドー病で今年から無期限活動停止していたらしいけど、この時期にテレビに出るぐらいなら「無期限」は少し大袈裟だったかも。ま、病状がよくなったのならそれに越したことはないのだが。少し雰囲気が変わったなと思った。歌は相変わらず上手いと思う。

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