さっき外に出てみたら、
雨は降っていないけど、
確かに風は強かった。
まっすぐ歩けない、
というほどではなかったけど、
少しは体重を預けられそうなほどの強さはあって、
童心に返ってなんか嬉しくなった。
でも、
もしこんな時間にこんなところにいて、
看板やら何やらが飛んできて当たったら、
かなり恥ずかしいことになると思い、
すぐに家に入った。
家いる限り、
風の音と風圧を少し感じる程度で、
たぶんこれから寝てさめれば、
もう既に台風は通り過ぎた後ということになるだろう。
台風の気圧はかつては「ミリバール」と表現していたのだが、
いつから「ヘクトパスカル」になったのか調べたら、
平成4年からのことらしい。
ヘクトパスカルはミリバールの単なる言い換えに過ぎないのに、
国際基準に合わせるということで変更されたようだ。
どっちにしても肝心なのは数値であって、
子どものころは、
980ミリバールぐらいだと「まあまあだな」、
950ミリバールを下回ると「おっ、大きいのが来たな」と、
ワクワクの度合が変わった。
発生当初は920ミリバールぐらいあって、
「こりゃすごいや」と喜んでいても、
みるみる勢力が衰えて日本に上陸するころには、
たいがい980ミリバールぐらいになっていたように思う。
だから今回の台風18号は、
当時のぼくだったらかなり興奮するレベルだ。
そんな風にデッカイ台風を期待していたのは、
学校が休みになるということもさることながら、
大人が「伊勢湾台風は凄かった」とか、
「ジェーン台風の時は吹っ飛ばされた」などと話しているのを見聞きして、
なんかそういう「凄い体験」をしてみたかったからだと思う。
今ぼくが阪神大震災の話を子どもにしたら、
その子どもは同じように思うのではなかろうか。
●風はもうおさまってきた●絢香がNHK「SONNGS」に出ていた。バセドー病で今年から無期限活動停止していたらしいけど、この時期にテレビに出るぐらいなら「無期限」は少し大袈裟だったかも。ま、病状がよくなったのならそれに越したことはないのだが。少し雰囲気が変わったなと思った。歌は相変わらず上手いと思う。
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