「メタボ」は今や誰もが知っているけど、
「ロコモ」というのは、
今日のNHK「クローズアップ現代」で初めて聞いた。
「ロコモティブシンドローム」(運動器機能低下症候群)の略だそうで、
日本整形外科学会が2007年に提唱したのだという。
高齢化して運動機能が衰え、
将来的に寝たきりになる危険性が高い状態を指すらしい。
メタボが成人病予備軍なら、
ロコモは寝たきり予備軍というわけだ。
・片脚立ちで靴下がはけない
・家の中でつまずいたり滑ったりする
・階段を上るのに手すりが必要である
・横断歩道を青信号で渡りきれない
・15分くらい続けて歩けない
このうち1つでも当てはまれば、
ロコモの疑いがあるのだという。
ある程度の高齢者なら、
これ全員引っかかるんじゃないだろうか?
靴下なんかぼくでも怪しい。
普通に年齢を重ねて、
普通に弱っただけなのに、
「ロコモ」なんて命名されて、
まるでもう半分寝たきりになったかのように脅されているみたいだ。
子どもや孫に苦労はかけまいと、
必死に運動したり医者通いしたりする善良なお年寄りが、
これでまた増えるのだろう。
メタボに注意して、
ロコモに怯え、
そういうことを馬鹿にするつもりはないんだけど、
人間、
ポックリ死ぬために生まれてきたわけじゃないだろと、
思わず反論したくもなる。
何でもかんでも予備軍って、
そもそも人間は皆、
死人予備軍じゃあないか。
●城島が阪神入り。結構なことだけど、阪神ファンとうまくやっていけるのか、ジョー。
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