2010年1月14日木曜日

面影

「フレンズ」を初めて聞いた時、
ボーカルNOKKOの声が、
アニメの声優みたいだと思った。

レベッカの全盛期はちょうど、
ぼくの大学時代とクロスしていて、
とても印象が強い。

社会人になって、
いつの間に解散し、
ソロ活動していたはずのNOKKOの歌も、
すっかり街から消えてしまった。


NHK「SONGS」を観た。

10年も歌手活動を休んでいたそうだ。

歌うのが嫌になっていたらしい。

その間に再婚し子どもを産んで、
充実した暮らしを送っていたのだろう。

本人は今歌うのが楽しいと言っていた。


彼女はぼくと同い年。

そんな風に感じて、
活動を再開したことは素直に嬉しい。

でも、
随分昔と歌い方が変わってしまって、
ぼくにはそれが少し残念だ。

上手く歌わなくたって、
あの声であのハイテンションで歌う彼女は、
とっても格好よかった。

でもその面影を求めるのは、
たぶん筋違いだ。


「フレンズ」は衝撃的だったけど、
僕が一番好きなレベッカの曲は「MOON」。


壊してしまうのは 一瞬でできるから
大切に生きてと 彼女は泣いた

MOON あなたは知ってるの
MOON あなたは何もかも
初めて歩いた日のことも


何か泣けたんだよなぁ。

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