2010年3月21日日曜日

逡巡

ぼくと同年代の、
とある画家がいる。

その人のブログが面白くて、
毎日更新されているので、
毎日読ませてもらっている。

絵のことはもちろん、
小説や映画や演劇や哲学などについて、
日々考えを巡らしている。

時に難解な場合もあるけど、
大抵の指摘は的確(に思われ)、
彼のお陰で知った映画や小説は、
かなりの数になる。

彼の著書も一冊だが持っている。


そんな彼の作品が吉祥寺に展示されているということで、
そのギャラリーのHPをのぞいた。













後ろにある窓枠の感じから判断して、
この作品は縦1メートルはありそうだ。

うーん、、、


彼は毎日毎日、
驚くほどの読書や、
演劇や舞踏の鑑賞をして、
考えられないほどの思索を巡らし、
画家の目で世界を見ながら、
人生をかけて、
ずーっとこういう絵を描いている(らしい)。

文章の明晰さとは対極にあるような作品(のように思われる)。


文章で書けることなら、
絵である必要はないわけで、
だからこの絵を理解しようとか、
解説しようとしてはいけない(んだろう)。

この作品はこの作品自身で、
何かを表現している(はずだ)。

わかる人には分かる(に違いない)。

ちなみにタイトルは、
「緑と色と支持体」という(んだけど、、、)



●決して揶揄しているわけではなく、本当に尊敬している人なので、この絵を感じとりたいのだけど、、、●今観ている映画も彼のブログで知ったのだ●ぼくがブログを毎日更新しているのだって、この人と無関係ではない。

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