今日のNスペ「呼吸器をはずしてください」。
見た人いるかなぁ。
「尊厳死」について考えさせられる番組だった。
筋萎縮性側索硬化症(きんいしゅくせいそくさくこうかしょう)。
略称の「ALS」の方が一般的かもしれない。
筋肉に力が入らなくなっていく病だ。
それが最終的にどういう事態を招くのか。
人工呼吸器など適切に対処すれば、
延命は可能だ。
患者さんの五感は機能し、
脳だってちゃんと活動している。
ただ、
意志表示が全くできなくなる。
こういう状態を「閉じ込め症候群」というのだそうだ。
番組では、
完全に「閉じ込め」状態になったら、
人工呼吸器をはずして欲しいと願う患者さんと、
ノンフィクション作家柳田邦男との対話が軸になっていた。
「命は本人だけのものじゃないのでは」と問う柳田氏の意見は、
至極まっとうなものだ。
「生きてそこにいてくれるだけでいい」と願う家族らの願いも切実だ。
でも、
そういうことを全て了解の上で、
尚「命は本人のものだ」と言う患者さんの意見は、
さらに尊重されるべきように思った。
●日曜の夜、それも連休の真ん中にこの番組は少々きついように。ぼくには関係ないけど●本当に久し振りに武庫之荘・Mクワトロに顔を出した。
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