「てぃだかんかん」(李闘士男監督)観ました。
珊瑚の養殖に賭けた夫と、
それを支えた夫婦の実話を、
岡村隆史と松雪泰子が演じた話題作。
とはいえ、
日曜日の昼間で、
100席足らずの座席が、
半分も埋まってなかったから、
興行的にはちょっと、、、かもしれない。
白化した珊瑚って、
一見きれいなんだよなぁ。
でも本当は「仮死」状態。
このまま放置すれば、
ほどなく本当に死んで黒くなっていく。
それで映画の話だけど、
実話の映画化という意味で、
よく出来た作品だった。
「欠陥商品」と母親とまで言われる男が、
故郷に戻ってたどり着いた夢が珊瑚の養殖だった、、、
漁協や学会や役所など、
周囲は最初まるで無理解。
でも仕方ないんだな。
この男のそれまでの人生に、
まるで説得力がないんだから。
それでも夫を支え続けた妻は偉い。
「てぃだかんかん」の「てぃだ」は「太陽」の意味。
つまり「かんかん照り」っていう意味の沖縄方言で、
“幸せの象徴”を意味するんだそうだ。
関西弁に訳すと、
どう言えば一番しっくりくるのかなぁ。
何の憂いもない、
心が晴れ渡った状態。
うーん、
情けないことに思い浮かばん。
ダイビングは少しかじったことあるけど、
海中で「無重力状態」になって、
仰向けになってたゆたってる感じ。
水面に差し込む太陽光が乱反射して揺らぐ白と青。
あれはいいもんだ。
●武庫之荘・Mクアトロのセッションへ。仔細は日を改めて●珊瑚の写真はネットから拝借しました●白化現象は映画では人災と言っていたが、本当のところはどうなんでしょうねぇ。
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