2010年5月18日火曜日
鬱蒼
鬱蒼と茂る木々。
母校のコンクリートの校舎は、
30年分傷んだけれど、
樹木は、
30年分成長したわけだ。
いやぁすごいなぁと、
自然の生命力に感激しながらも、
渡り廊下からの景色には、
ちょっと笑った。
森みたい。
この季節、
若葉の勢いもあって、
4階建ての校舎を覆い隠さんばかりの勢いだ。
たぶん、
「緑豊か」というより、
「伸び放題」という方が似合う。
街中の公園の木々が、
「治安」という名の下にどんどん切り倒されるご時世に、
なんて貴重な光景だろう。
きっとここの生徒たちも、
伸び伸び育っているに違いない。
とはいえ、
どうして手入れをしないのかが気になって、
学校のHPを見ると、
近く校舎の耐震補強工事が始まるらしい。
それと何か関係があるのだろうか。
あの木々は、
工事開始とともに、
切り倒されてしまう運命なのだろうか、、、
ぼくらが見上げ、
ぼくらを見守ったあの木々を守れ。
なんて、
自然保護活動家のようなことは言わない。
でも、
もしこの光景がなくなるのであれば、
今のうちに必見だ。
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