本日の登場人物はABCDの四人。
Aが一番偉くて、
順に下っ端になり、
末端はD。
今日のDの仕事を上司のBがほめた。
年に一回あるかどうかの珍事だ。
Dは自分ではさほど良い出来だとは思わなかったが、
ほめられて嫌な気はしない。
ところがほどなく、
そのDの仕事をAが気に入らないと言いだした。
Dはそんなものほっとけと思っていた。
所詮Aの気まぐれだと。
ところが、
Dの直属の上司にあたるCは違った。
何もしようとしないDにかわって、
Aがこんな事を言っていると、
Bに相談したのだ。
Bは、
Aがそう言うなら仕方ないと折れた。
とはいえ、
DはAの言う通りに直す訳にはいかないと考えた。
そうすればきっと、
Bは苦々しく思うと読んだのだ。
結局DはAB双方の意向を汲みいれ、
奇妙な折衷案をひねり出した。
このケース、
ABどっちが正しいとか間違いとかじゃなく、
要するに「好き嫌い」の範疇だった。
船頭多くて何とやら。
Dは一体だれのために仕事をしているのやらと、
ため息をついた、、、
こんなことはサラリーマンなら日常茶飯事なのであるが、
思うにABCDいずれも、
悪意があったわけではない。
そこがこの話のポイントだ。
いつも言っていることだが、
良かれと思っている人たちが出す結論が、
最善とは限らないということだ。
●さてDは誰でしょう(笑)●W杯メンバー23人。稲本より中村俊が年上だったとは、ちと意外●ヤワラちゃん参院選出馬へ。「議員でも金」か。
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