2010年5月12日水曜日

比較

連休前に修理に出したウォークマンが戻ってきた。

修理代金9179円。

まぁ、
落として液晶を割ったのはぼくだから、
仕方ないんだけど。


でも、
ソニーは少し損をしたかもしれない。

修理に出している間に、
ぼくはついにipodnanoに手を出したのだ。

無駄遣いだと思われるかもしれないけど、
音楽と本にしかお金を使わないのだから、
これぐらいの贅沢は許してくれるだろう。


実際に使ってみてわかったのは、
ウォークマンとipodは、
どちらも携帯音楽プレーヤーで、
機能も似ているのだけれど、
明らかに違うということだ。

それは、
音質とか操作性とかもさることながら、
設計思想というか、
商品の位置づけというか、
そういったものだ。


これは説明すると長くなるし、
たぶん理解してもらえないから割愛するけど、
そういったことがわかっただけでも、
ipodを買った値打ちはあった。


具体的な比較でいうと、
音質と電池のもち以外は圧倒的にipodが優勢だ。

その他、

・簡易なビデオ撮影機能があること。

・早送りがスライディングホイールでできること。

この2点がぼくにとっては非常に魅力的だ。

音質といっても、
イヤホン次第で全然変わる。

ところが、
ウォークマンは専用のイヤホンでないと、
ご自慢のノイズ・キャンセリング機能が使えない。

これはかなり致命的だ。


だから迷う余地はないのだけれど、
いまだウォークマンを捨てきれないのは、
「ウォークマン」という言葉自体に、
いかばかりかの思い入れがあるからに他ならない。

そんなことで逡巡したって、
SONYに感謝されることもないんだけれど。


にしても、
音楽再生機なのにウォークマン(歩人)と名づけたのかと思う。

ミュージックマン(音人)と考えるのが普通だろうに。


いまだ未練を捨てきれず、
そんなことを考えている。

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