2011年1月12日水曜日

注文

NHKのお昼の対談番組、
「スタジオパークからこんにちは」のゲストは、
十中八九NHKがらみ、
つまり何かの番組に出ている人で、
いうなれば「番宣」だ。

でもごくたまに、
とりあえず番組とは関係なさそうな人が出ることがある。

「関係ない」というだけでも貴重だけど、
今日の町田康は、
貴重中の貴重人物。

パンクロッカーかつ作家。

芥川賞はおろか、
出す作品がことごとく重要な賞に輝く、
日本文壇の重要人物である。

生放送のトーク番組出演は、
本人曰く「10年ぶり」とのことで、
よほどの理由があるのか。

年齢もぼくと近く、
非常に興味深く録画を見たのだけれど、
やっぱり出演した理由がよくわからない。

早寝早起きで、
毎日2時間ほど執筆して、
猫を9匹飼っていて、、、

個性的な風貌とは裏腹に、
トークの中身はごく普通なトーンに終始。

時速300㌔で走れる車が、
10㌔ぐらいで徐行してる感じだった。

もしや自作の宣伝か?

そなんなこともないと思うけど。

といいながら、
新作「人間小唄」を注文してしまったのだから、
まんまと乗せられたのか何なのか、、、

だって、


















猿の絵が素敵だったんだもの。

はい、
本年の衝動買い第1号。

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