会社の同僚に、
「ソーシャルネットワークどう思います?」と尋ねられた。
ゴールデングローブ賞を取った話題の映画だけど、
ぼくはまだ観てなかったので、
感想らしいことが言えなかった(当たり前だけど)。
この映画は、
「フェイスブック」という世界最大のSNSを立ち上げた、
マーク・ザッカーバーグという青年の物語だ。
ほら、
あのTIME誌が2010年の今年の顔に選んだ人。
さて、
ここまでの話がピンとくるか否かが、
この映画を面白いと思うかどうかに直結する、
というのが、
実際に観て感じたところだ。
プログラムの才能がある大学生が、
友達が出資した10万円で始めたサービスが、
わずか数年で巨大企業になる。
その一方、
出資者だった友達とは袂を分かち、
同級生からはアイデアを盗まれたと訴えられる、、、
まぁザックリそんな話だ。
フェイスブックを利用しておらず、
ツイッターにもあまり興味のないぼくとしては、
決して「面白かった」とは言えない。
もちろん感動とかアクションとか、
その手の話はもとより期待してはいけないが。
しかし、
実際に裁判沙汰にまでなった複雑な出来ごとを、
2時間で取りあえず破綻なく描ききっている手腕は見事。
と思って監督を調べると、
デビット・フィンチャー。
ぼくにとっては「セブン」だけど、
最近では「ベンジャミン・バトン」で有名な監督だ。
いつも書くことだけど、
好き嫌いはともかく、
こんな複雑な話を、
「ああそういうことね」と思わせ続け、
最後まで持っていくのは、
卓越した脚本と編集作業のなせる技だと思う。
どんな素材でも取りあえず立派なディナーにしてしまうシェフって感じ。
プロだね。
でも映画としての星は★★★ぐらい(かな?)
●ということで、同僚が悩んでた理由が少しわかった●今日は元町に行こうと思っております。よろしく~。
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