さて昨日もチラと触れたのだが、
ぼくの歌の録音を2カ月で2600回も聞いてくれた人がいる。
これは、
ものすごいことである。
ちなみに「2600」という数字は、
itunesで示される再生回数のことなのだが、
普段は気にすることのないこの数を、
ぼくのitunesで調べてみた。
やっぱり多いのは、
覚えるために繰り返し聞いた曲だが、
それでも数百回止まり。
「2600」という数がいかにすごいかは、
このことから、
ぼくには直感でわかる。
だって、
覚えるまでには、
ホント嫌になるほど聞くもの。
しかし一応計算してみる。
2600÷60≒43
1日43回リピートだ。
1曲5分として一日215分=3時間35分。
たった一人であっても、
これほどに僕の歌声を愛してくれ、
頼まれもしないのに繰り返し繰り返し、
昔風に言えば、
「レコードの溝が擦り切れるほど」聞きこんでくれ、
尚且つ飽きないという事実。
その事実はぼくに、
途方もない勇気をくれる。
というか、
もうそのことだけで、
ぼくがこうして歌をやってきた意味は、
十二分に満たされている。
それは、
これで歌をやめるという事じゃなくて、
昨日の続きで言えば、
地球を一回りしたぐらい、
ぼくにとっての勲章だということだ。
間寛平が地球をもう一周することはないけど、
ぼくは歌という地球をまだ何周もする。
そうやってずっと続けていても、
ぼくの歌声を2600回も繰り返し聞いてくれるという事は、
二度と起きないかもしれない。
それでも、
この地球上に、
ぼくの歌声をそれほど愛してくれる人がいるのだとしたら、
ぼくは続ける。
たぶん、
それはぼくの使命だ。
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