NHKで「宇多田ヒカル~今のわたし」を見る。
そうそう、
彼女「人間活動宣言」して、
今年から頑張って人間活動するんだった。
番組では、
昨年末にあったライブの映像が流れて、
最後の最後に彼女、
無造作にマイクを床に「ゴトッ」って置いて、
それから花道を歩いて幕の向こうに消えてった。
ぼくがそれを見て、
山口百恵のラストライブを思い出したのは、
言うまでもない。
しかし彼女は百恵と違い、
「引退」ではなく「休止」なんだから、
いずれまた人前で歌うこともあるだろう。
特別彼女のファンでもないぼくが、
これほど気になってしまうのは、
彼女がデビューした12年前、
それは、
ぼくが会社の今の部署に来たころだからだと思う。
たとえばドリカムとかB'Zなんかは、
会社に入ったころとデビューが重なってて、
いつもなんとなく気になるけど、
それと似たような感じが彼女にはある。
12年の間の曲が、
ぼくの人生と分かち難いのだ。
「AUTOMATIC」は本当に衝撃的なデビューで、
そのころのぼくは、
12年後に今のような自分でいるなど、
当時の想像の片隅にもなく、
それは「予想外の人生」という意味では、
「予想通りの人生」よりは遥かにいいとは思う。
ただ、
楽しいことより辛かったことの方がはるかに多かった、、、
本人はフツーに生きるつもりが、
結果的に波乱万丈な12年であった。
だから、
これから12年後もきっと、
今の想像の範囲を超えたところに、
ぼくはいるだろう。
でなきゃやっぱり、
人生面白くない。
辛いのはもう、
ほどほどでいいけど、、、
そのころ、
宇多田ヒカルよあなたは、
どこで何をしているんでしょうね?
楽しみだよ。
本当に。
12年後‼
ぼくは「アラ還」じゃないか‼
あらら(笑)
●彼女のマイベストは、やっぱり「First Love」だ●甲子園口→元町→甲子園口→住吉→甲子園口。
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