過去の入居者2人が、
宝くじで高額当選者になったというアパートが、
それを宣伝文句にしたところ、
入居希望が殺到している、
というような話を、
「ナニコレ珍百景」というテレビ番組でやってた。
一方「不運」でいえば、
広島と長崎で二重被爆した人が、
「世界一不運な男」としてネタにされたって話もあったな。
誰だって幸運でありたいし、
不運はできるだけ避けて通りたい。
そういう意味で気になるのは「持ってる」という言葉。
先日の日韓戦後のインタビューでも、
本田圭が使ってた。
さてこの「持ってる」という表現、
「何を持ってるのか」と考えた時、
単純に「幸運」とは置き換えられないニュアンスがあることに気づく。
たとえば、
大事な試合の大事な場面で、
決定的な仕事をした場合なんかに、
「おれって持ってるな」みたいに使うわけで、
「持ってる」には、
チャンスが巡ってくる+結果を出すことまでが含まれている。
いくらチャンスに恵まれても、
結果が出せないようでは「持ってる」とは言えない。
さらに、
チャンスっていうのは、
基本的に平等にあるというのが、
ぼくの考え方で、
そうなると「持ってる」という表現が力点を置いているのは、
多分に「結果を出す」という方ではなかろうか。
簡単に言えば「チャンスをものにするヤツ」が「持ってるヤツ」なのだ。
当たり前と言えばそれまでだが、
もうちょっと考えてみると、
チャンスをものにするには、
やっぱり、
日ごろの努力で培った技術+自信ってのが必要だろう。
そういう意味で、
「持ってるヤツ」というのは、
結局、
「オレは持ってる」という信念を持ってるヤツではなかろうかと、
しょーもない結論に至る次第。
話しはサッカーに戻るが、
例えばW杯でPKを失敗した駒野と、
日韓戦で失敗した長友。
どちらもPK失敗っていう、
個人としての行為は同じだけど、
駒野はその後何度も何度も外すシーンが放送され、
一方長友の失敗の方は誰も話題にすらしない。
この場合の長友は、
大事な場面で失敗したのに目立たないという、
裏の意味で「持ってるヤツ」と言えるかもしれない。
あなたは持ってますか?
●何、香川骨折‼オーマイガット。
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