紙の本を自分でスキャナーで電子化することを、
「自炊」って呼んで、
それを無料代行するサービスがあるって前に書いたけど、
どうやらそのサービスは行き詰ってしまったようだ。
そりゃそうだろうな。
電子スキャンっていっても、
裁断とかスキャン機にかけるとか、
結局は人手がいるんだもの。
ボランティアでは限界がある。
ところが、
「1冊100円」を売り物にしている「BOOKSCAN」っていう会社は、
怒涛の勢いで事業を拡大しているようだ。
マンションの一室で手探りで始めた会社が、
わずか半年余りで急成長していく様子が、
これ↓を見ればよくわかる。
http://gigazine.net/news/20101124_bookscan_inside/
最後のほうにインタビューもあって興味深い。
半年余りとはいえ、
蓄えたノウハウは大きいだろうし、
同業他社へのアドバンテージは大きい。
しっかし、
大勢のバイトを雇って、
収益構造がどうなっているのか、
イマイチ不明なのだけれど。
そういう胡散臭い感じがないわけでもない。
でも、
リクルートとか、
楽天とか、
ヤフーとか、
新興のサービスがでかくなる過程って、
きっとこんな感じだったのではあるまいか?
ということは、
これから当局からの圧力とか、
多方面からのバッシングとか、
様々な苦難にさらされるに違いない。
ただ間違いなく言えるのは、
これを見ている限り、
電子本へのニーズは間違いなくあるということ。
これからは新刊のみならず、
既存の本にも、
瞬く間に広がりそうな気配がする。
こうなれば、
一度お試しするしかないっしょ(笑)
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