アジア杯で岡崎が何とハットトリック。
ついでに前田も2得点。
日本は理想的すぎるほどの展開で、
サウジを完膚無きまでに叩いて、
8強入りを決めた。
はっきり言って、
日本のサッカーが面白くなってきた。
それは単に勝ったからではなく、
点の入らない場面でも、
プレーに「意図」が感じられるようになってきたからではなかろうか。
いや、
昔から選手もそれなりの意図を持っていただろうから、
正確には、
「意図をプレーで表現できるようになってきた」ということか。
さらに言い換えるなら、
日本のサッカー選手はようやく、
サッカーという「言語」を使ってしゃべりだした。
これまでは、
数少ない単語を意味なく繰り返すだけだったのが、
「ちゃんと文章になってるやんか!」みたいな。
そしてぼくにも、
サッカーという言語がほんの少し分かってきた。
そんな中、
一番印象的だったのは前田の2点目。
パンチングでかわそうとするキーパーの両手の数センチ前で、
前田が頭で球をとらえゴールしたシーン。
解説者が「あの数センチのためにみんなが努力してるんです」と言ってて、
「あーなるほどなー」と思った。
大げさに言えば、
日本サッカーは、
50年ぐらいかけてその数センチを埋めたのだ。
日本という国は、
経済的にはすでに成熟してしまったけど、
サッカーに関しては、
今がちょうど「高度成長時代」ではなかろうか?
一大会、
一試合ごとに右肩上がりで強くなっているような、
そんな感じがある。
松井や本田圭をけがで欠いていたにも関わらず、
全然その不在を感じさせぬ戦いぶり。
対戦相手が違うからかもしれないけれど、
この前のW杯の時とは明らかにレベルが違うような、、、
W杯で男を上げた本田圭でさえ、
もうウカウカしてられないような状況。
子どもって、
しゃべりだすと可愛いとかって言うけど、
嬉しそうな岡崎を見てると、
そんな「親心」が湧いた。
よしよしって。
●先日のスティングライブのベルリン版がYouTubeに(http://www.youtube.com/watch?v=fA18yi2UyIU&feature=related)。この日はあきらかに鼻づまりだけどネ。でも、カッコよすぎ~‼
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