2011年5月3日火曜日

正義

ビンラーディンが殺された。

パキスタンの隠れ家を米海兵隊の特殊部隊が急襲したそうな。

まず映画「グリーン・ゾーン」のシーンが思い浮かんだ。

今日一番の、
というか、
間違いなく世界史的大ニュースなのだけど、
驚くほどに驚かない自分に驚いた。

殺されたことに驚くというより、
生きてたことにびっくり、
みたいな。

アメリカが総力挙げて探す中、
よく10年も生き延びてたな。

ニュースを読む限り、
死体は海で水葬されたという。

DNAで本人確認をしたというが、
少なくとも彼の支持者は信じないだろう。

「捏造」ってことはないのか。

「グリーン・ゾーン」観てるから、
ふとそんな疑念も起きる。


「正義は成し遂げられた」

誇らしげなオバマ。

しかしながら、
ビンアーディンが死ねば、
次の「ビンラーディン」が出てくるわけで、
いわゆる「テロとの戦い」は何も解決していないわけだ。

彼らは彼らの「正義」を、
再び成し遂げようとするだろう。

さて、
映画週間「クレイジー・ハート」(スコット・クーパー監督)。
















落ちぶれたアル中のカントリー歌手が、
再生する物語。

実にありがちな映画だけど、
丁寧に作ればこえぐらいの出来栄えにはなるんだな。

主演のジェフ・ブリッジスに助演のコリン・ファレル、
二人とも歌上手いねぇ。

●ちなみに映画のキャッチコピーは「傷ついた者にしか、歌えない愛がある」。

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