2011年5月21日土曜日

社長

読売新聞が20日の朝刊1面で、
東電の新社長は築舘氏と報道していたのに、
蓋を開けてみれば西沢氏だった。

別に誰がなろうがぼくの知ったことではないけど、
明らかな誤報、
それも大誤報である。

東電の3月期決算が発表になった。
赤字は1兆2437億円だという。

福島原発事故の特損1兆円を計上したことが、
主たる理由だそうだが、
今後賠償問題などが具体的になれば、
その何倍もの金額が必要になり、
もはや民間企業としての存続さえ危ぶまれている。

とはいえ寡占状態の電力会社が、
実際問題「倒産」することはあり得ない。

まさしく「大きすぎて潰せない」のである。

しかし東電のような「超」がつく優良企業でも、
一度つまづけばこれである。

このような事態を東電社員のだれが一体、
3.11までに想像しただろう。

さて、
そこで。

ズタボロになってしまった東電の社長になって、
西沢氏は今どんな気分だろう。

やはり何だかんだいっても嬉しいもんだろうか?

それとも、
できれば社長になんかならず退職したかっただろうか。

同じサラリーマンとして、
本音を聞いてみたいものだ。

●5月13日付けが抜けていると、ペンギンさんから指摘。こちらの手違いで不掲載になってました。ちょっとアダルトな内容ですが、興味のある方はご覧ください。子どもは駄目ですよ(笑)

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