2011年5月22日日曜日

黒鳥













観てきました「ブラック・スワン」(ダーレン・アレノフスキー監督)

この監督、
ミッキー・ロークの「レスラー」の人なんだって、
知らなかった。

白鳥の湖の主役の座を巡って、
踊りは上手いんだけど内気な主人公と、
自由奔放で情熱的な踊りをする「ライバル」。

ストーリー自体は少女マンガみたい。

少女から女性へ。

清純派から本格派へ。

いわゆる「脱皮」もの。

それをドキュメンタリー風にして、
サイコサスペンスの要素を加えて、
CGでトッピングした感じ。

まぁ色んな要素はあるけれど、
何はともあれ主役のナタリー・ポートマンに尽きる。

「白鳥の湖」の主役に抜擢されるものの、
ダークな「黒鳥」が上手く踊れず、
追いつめられていくダンサーの役を、
見事に演じていた。

バレエの巧拙はぼくにはよく分からないけど、
たぶん吹き替えなしなんじゃないかな。

賞を総なめしたのも当然だと思う。

ただ本筋とは関係なく困ったことが、、、

観客は圧倒的に女性が多くて、
一人でいったぼくは完全に浮いていて、
そんなこと普段ならどうでもいいことなのだが、
この映画はちょっと、
というか、
かなりエロティックな場面があって、
冷や汗ものだったことを告白しておこう。

それにしてもナタリー・ポートマンである。

感覚的には「レオン」のマチルダが、
10数年の時を経て再会した印象。

こんなに美しくなって、、、

卓球の福原愛もそうなのだが、
幼い頃を知っていると、
どうしても「遠い親戚」ぐらいの感覚になって、
身びいきしてしまう。

彼女、
レオンでデビュー後も、
スターウォーズなど様々な作品に出演し、
その間にハーバード大まで卒業してたんだって。

まさしく才色兼備。

今「レオン2」を作ったらどうなるだろうと、
当たり前のように想像をしてしまった。

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