うちの冷蔵庫の具合が悪いらしい。
「らしい」というのは、
具体的に冷えないとかの症状があるのではなく、
冷蔵庫が自分で「具合が悪い」と言うのだ。
冗談じゃなく本当に女性の声で、
「不具合が起きているので販売店に相談してください」って言うのだ。
それも扉を開けるたびに。
すごいよな。
もう少ししたら故障するって、
自分で主張する冷蔵庫。
ある意味人間より偉いかも。
で、
あまりにその冷蔵庫の訴えがうるさいので、
母がたまらず近所の電気屋にみてもらったところ、
修理に3万円かかると言われたそうだ。
買って11年になる冷蔵庫。
仮に今回はそれで直っても、
先にモーターが故障すれば、
修理に10万円はかかるという。
修理すべきか思い切って買い替えるべきか。
母はぼくに相談してくるのだが、
テレビやオーディオならともかく、
冷蔵庫は完全母親マター。
好きにしたらええやん。
そう突き放したのだが、
「どないしよ」と悩む母を見かねて、
こういう趣旨のことを付け加えた。
テレビや洗濯機なら、
最新式に買い替えたらそれなりに、
うぁ綺麗とか、
乾燥までできて便利とかあるけど、
冷蔵庫買い替えてそういう感動があるかなぁ?
そりゃ、
いろんな機能は付いてるかもしれないけど、
そんなの使いこなさへんやろ。
家族が増えたとかなくて、
基本冷えればいいわけで、
うわ、
氷がこんなに早くできたとか、
野菜がこんなに長持ちしたとか、
そういうことにはならんと思うわ。
しかも冷蔵庫って値段結構高いやん。
つまり、
直接的ではないが、
やんわり修理をすすめたのだ。
ま、
参考にするもよし、
しないもよし。
決めるのはあくまで母だ。
買い替えるなら、
どうぞご自由に(笑)
●本当にぼくはこの家のことについて、できるだけ干渉しないようにしているのだ。ぼくの部屋以外は、ボールペン一本の置き場所すら、母がしたいようにすればいい。
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