2011年5月16日月曜日

消灯

会社に泊まるとき、
いつもこのブログを書くのに使う休憩室に来たら、
消灯されていた。

たまたまだとは思うけど、
ひょっとすると節電の一環かも。

それにしても心配な今夏の節電パニック。

関東や東北の人たちは覚悟が出来ているだろうけど、
「こっちにゃ関係ない」と思っている西日本では、
結構騒ぎになりそうな予感がする。

大丈夫とはいっても、
日本全体が節電モードに入るのは必至で、
そうなると、
電車や公共の建物が、
軒並みエアコンの設定温度を上げるだろう。

その暑さに「いらちな」関西人が耐えられるだろうか。

ぼくの身勝手で言わせてもらえれば、
せめて電車だけは変わらず冷やして欲しい。

たかが15分ではあるが、
通勤タイムの一服の清涼感がなくなったら、、、
そう考えるだけで冷や汗が出そうだ(笑)

でなきゃ、
短パンにTシャツにサンダルで出勤してやる。。。

あ、
役所とか学校とかデパートとかはいいですよ、
どんどん設定温度上げてください。

それから、
深夜の民放はいりません。

本当に身勝手だけど。

さて。

「炉心溶融」、
つまり「メルトダウン」という単語が、
さり気に普通にマスコミで使われているけど、
本当は大変なことだ。

身の毛もよだつ、
戦慄すべき事態なのに、
わが日本人は案外平気にしている。

一体なぜ?

同じ単語でも、
もし3.11直後、
あの大爆発の時点で出ていれば、
せめてもう少し国民はパニックになったと思う。

パニックは好ましいことではないけど、
過剰反応の方が過小反応よりマシだ。

たぶん、
みんな事の重大性に気づいていないか、
気づかぬフリをしているのだろう。

冷静なのでもなく、
沈着なのでもなく、
寛容なのでもなく、
諦念しているのでもなく、
ましてや達観しているのでもない。

見たくないものからは目をそらせ、存在しないことにしてしまう。

これは国民性だろう。

だから真珠湾も攻撃したのだ。

そして何十年もたって、
あれは愚考だったと嘆いてみせる。

いいのか、
そんな同じ過ちを繰り返して。

今日もまた放射生物質があふれ続け、
日本列島に蓄積されていくというのに。

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