久し振りに天満・じゃず家のセッションに行った。
本当は友人「ドン・ホセ」からオペレッタの案内が来ていたのだが、
すまん、
自分の欲望を優先した。
セッションは本当に長らく行けてなくて、
考えてみたら震災前以来だから、
ひょっとしたら今年2度目かも!
とっても大勢が参加していてびっくり。
写真の左端、
ピアノを弾いているのは、
日本を旅行中だというアメリカンで、
これがまた上手い。
そういうアメリカンの前で英語の歌を歌うのは、
前は結構緊張したけど、
最近は開き直ってしまう。
「cry me a river」
「R」の発音だけ注意した。
「川」が「肝臓」になったら、
いよいよ笑われちゃうもんね。
さて、
まったく話は変わるのだが、
「警察庁長官銃撃事件」を覚えておいでだろうか?
一般にはオウム真理教の犯罪と思われているかもしれないが、
実は70歳を優に超えた男の仕業だったということを、
「警察庁長官を撃った男」(鹿島圭介著、新潮社)で知った。
そういえば、
別件で逮捕された爺さんが自供したという話、
どっかで読んだ気がしていたが、
それが本当に本当だったのだ。
ではなぜこの爺さんが逮捕されないかというと、
一言で警視庁の面子。
まず「オウムの犯罪」という大方針ありきで15年きてしまって、
いまさら方向転換できなかったのだ。
爺さんの自供を裏付ける証拠を、
必死になって集めた現場の努力は、
下らぬ面子によって踏みにじられたのだ。
うーん、
組織ってやつは、
どーゆー風にしたって、
結局そういう自己保身的な性質を帯びるんだね。
何にしても、
抜群に面白い本だった。
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