外出間際、
母「この後冷蔵庫の修理の人が来るねん」。
あ、
修理することにしたんや。
母「だってあんたがその方がいいって言ったやん」
そうは言ってないで。
自分の好きにしたらええねんで。
そう言い残し、
大阪に出て、
少しだけ会社に寄る。
会議に出るためだ。
何でも、
これまではベテランに頼り過ぎてたので、
これからは若い人をどんどん起用していくのだそうだ。
世代交代ってやつですか。
老兵は消え去るのみ。
といえば綺麗だが、
結局頼りになるベテランに、
自分がなれなかっただけなのだ。
履き違えてはいけない。
帰宅すると、
母「冷蔵庫買い替えることにしたわ」。
え、
修理するんじゃなかったん?
母「やっぱり3万円も出してすぐ故障したら嫌やしな」
今日の午後、
修理担当者が家に来てから気が変わったらしい。
その時のぼくの感情は、
母の意表をついた決断に驚いた、
といえば綺麗だけど、
本当のところは、
ほんの少しむっとしてたと思う。
好きにすればいいといいながら内心、
自分の言う通り修理するだろうとたかをくくっていたのだ。
ぼくが修理した方がいいと思ったのには、
実はもうひとつ理由がある。
だってその冷蔵庫は、
亡き親父が買ったものだったから、、、
そんなぼくの心を見透かしたように、
母はこう言ったのだ。
「父ちゃんやったら、修理なんかせず買え買えってきっと言たわ」
なるほど、
お見それしました。
自分に都合のいいように世の中を解釈して格好つけてるだけじゃ、
駄目駄目であるなぁ。。。
●とっても素敵なお誘いを2件もいただいたのに、どちらの日も仕事と重なっていて、辞退せざるを得ない。あぁ~、もう、、、
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