2011年5月5日木曜日

阪急

ささやかながらマイGW初日。

阪急電車に乗った。














んなん、
お前んちの目の前通ってるやろ。

そんな突っ込みが入りそうだけど、
わが家の前を走るのは神戸線。

乗ったのは今津線で、
写真は西宮北口の今津線ホーム。
そう、
映画「阪急電車」にも出てきた。

同じ阪急電車でも、
神戸線と今津線では、
車窓の景色や乗客の雰囲気が違うので、
かなり新鮮。

おぉ、
ここは映画のあの場所だ。

カメラ片手にきょろきょろするぼくは、
きっとただの「にわか」阪急ファンと思われただろう。

んでも、
目的は阪急電車に乗ることではなく、
これ。


















写真左から二人目が、
先日紹介した山形のドラマー渋江光晴君。

盟友のボーカル斉藤栞さんとともに、
昨日は高槻ジャズストリート、
そして今日は逆瀬川・バックステージでライブなのである。














ボーカルの斉藤さんは、
昨年ロイヤルホースでも聞かせていただいたけど、
声楽とピアノを学ばれていたそうで、
基礎の出来が違う。

ジャズはもちろん、
カーペンターズからゴスペルまで、
何でもこなす才色兼備を絵にしたような方だ。

渋江君のドラムもますます歌っている♪

気合いの入った、
しかしリラックスして、
心から楽しめるステージ。

山形を拠点に活動する彼ら。

震災の翌日は仙台で演奏する予定だったそうだ。

たぶん3.11から今日までに、
筆舌に尽くしがたい悲しみに触れてきたと思う。

揺れ、
風、
寒さ、
匂い、
怯え、
沈黙、
夜空、、、

テレビや新聞では決して伝えられない切迫した体験は、
これから何十年たっても、
二人の音楽のものすごいエネルギーになるに違いない。

生き残った者の責任。

そんなことを改めて感じた。

素敵な山形の彼らにハンキュー、
いや、
サンキュー。

●完全なおやじギャグである。でも、本当に阪急電車に乗ったらいいことあった。いいマイGW初日●あろうことか、このライブで一曲歌わせていただいた。バックステージって、セッションないし、あそこで歌うの夢だったんだぁ。というわけで、やっと新YouTube「cry me a river」。間奏のソプラノサックスは、バックステージのマスターです。演奏のみなさま、無断投稿をお許しください。
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