昨日の鈴木に続いて、
今日は安藤美姫がやってくれた。
キム・ヨナを逆転して世界フィギュア4年ぶりV。
「旬の年齢」が短いフィギュアの世界で、
これはかなり快挙。
オリンピック連覇みたいなものだもの。
フリーの演技はノーミスとはいかなかったけれど、
心を込めて滑っていることは、
テレビを通してでも痛いほど伝わってきた。
毎日jpにこんな記事が。
今回は東日本大震災の被災者への思いも強かった。安藤自身も子どものころ、交通事故で父を亡くしている。そんな時、生きる希望を与えてくれたのがスケート。「スケートで笑顔になれた。父とスケートを交換した感じ」と振り返る。「自分の演技を見て、一人でも多くの人が笑顔を取り戻せたら」との気持ちが、演技を支えた。
なるほどね。
安藤っていつも、
自分は何のために滑るのかと、
自問自答しているようなところがある。
つまり彼女にとってスケート=人生。
だから、
何のために生きている(滑っている)のか分からなくなると、
全然駄目になるし、
生きがいが明確になればなるほど、
力がにじみ出る。
同じ記事には、
彼女は「スケート人生で一度たりとも順位を意識したことはない」とある。
彼女にとっての目標は、
4回転を飛ぶことでもなく、
金メダルを取ることでもないわけだ。
被災者の笑顔のために。
彼女の真心だ。
キム・ヨナだって、
何かのために滑っていたはずだけど、
今回は安藤の思いが勝った。
まさしく「銀盤の女王」。
いやぁ、
連日いいものを見せてもらったよ。
●高橋や織田は、彼女の爪の垢でも煎じて飲むことだ。
0 件のコメント:
コメントを投稿