2011年5月13日金曜日

手際

はじめに。



本日の内容にはR-18の引用が含まれています。





イタリアに移住した友人のブログを読んでいて、
あるアメリカンジョークを思い出した。

アメリカ人とフランス人が性交の体位が幾つあるかについて議論していた。
アメリカ人は101 あると言い、
フランス人は100しか無いと言い張った。

そこで具体的に突き合わせて見る事になり、
まずフランス人がリストをひもといて長々と数え上げ、
最後の100番目に至っては、
一方の爪先でシャンデリアにぶらさがり女の耳を犯す云々……といったもんであった。

「では」と今度はアメリカ人が話し始めた。
「我が方の1番目の体位は、女性が仰向けになり、その上に男性が乗って……」

「オー、ラ、ラ!」フランス人が言った。

「これは初めて聞いた!」

ぼくが初めてこのジョークを知ったのは、
たぶん小学生の時だと思うのだが、
以来この歳まで、
このネタは大好きだ。

特に「オー、ラ、ラ」の部分が。

いや、

友人のブログの内容とは全然関係ないですよ。

101という数字が共通なだけです。

でもね、
このジョークにも通じると思うのだが(通じないか)、
手際のよさと創造は正反対にある。

先日も書いたけれど、
仕事上の引き出しを増やせば増やすほど、
どんなシチュエーションにも手際よく対応できる。

人生でいえば、
引き出しの多い人は、
充実して多彩な暮らしを楽しめる。

しかしその引き出しはあくまで過去の、
つまり既知の事柄であり、
そこから創造はできない。

創造というのは、
100%の先の101%に存在する。
101%とはつまり、
別次元への質的な変化である。

100%で充足するか、
101%を求めて七転八倒するか。

あなたは手際のよく生きたいですか?

●FMからいい感じの曲。題名が今の時期にピッタリでした。よろしければ。NIKIIE「紫陽花」●業務連絡。元町には土曜日に参上します。

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