例年よりうんと早く梅雨が明けた。
その2011年7月8日は、
ぼくにとっても画期的な一日だった。
ここ数年取り組んできた二つの課題が、
ようやく実を結んだ、
というか、
少なくとも、
やってきたことが間違いではなかったことを実感できたのだ。
それが何かはさておき、
両方に共通するキーワードは「自然体」。
これほど、
使うのは簡単だけど、
実践するのが難しい言葉はあんまりない。
例えば、
自然体で立つとしたって、
立っている以上は体のどこかに力は入っているわけで、
単に力を抜けばいいというものではない。
適切に力を入れることが必要なのだが、
それこそが難しい。
振り返ってみて、
どれだけぼくは無駄な力を入れて、
いや、
無駄な力ばかり入れて生きてきたか。
力を入れ続けているのだから、
当然疲れるわけで、
だから本人は頑張っているんだけど、
入れなきゃいけない力は入っていないもんだから、
進む方向は間違ってばかり。
でも先日も書いたように、
どうすれば適切に力が入れられるのかは、
結局自分で悟るしかないのだ。
真に賢い人はそれが生まれながらにできるし、
ぼくみたいに50年近く生きてようやく、
わかりかけるボンクラもいる。
まぁ早ければいいってもんでもないとは思うけど。
ただ言えるのは、
適切な力とかいう考え方にも至らず死なずにすんで、
よかったなということだ。
このボンクラを導いてくれたすべての人に感謝します。
でも、
二つの自然体を実感できて、
ぼくは飛びあがるほど嬉しかったのかというと、
案外そうでもない。
あぁ、
そういうことかと、
それこそ自然に納得できたのだ。
ジグソーパズルの最後のワンピースをはめる時って、
きっとこんな気分なのだろうと思った。
そして、
これはスタートラインなのだと思った。
あとはただ、
この方向で進むのみだ。
●今回の映画週間は無事終了できた。とりあえず、観た作品だけ記録しておく。デス・レース(ポール・W・Sアンダーソン監督)、ゲーマー(ネヴェルダイン・テイラー監督)グラディエーター(リドリー・スコット監督)サブウェー123(トニー・スコット監督)KISS&KILL(ロバート・ルケティック監督)
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