会社から帰って風呂に入り、
速攻で録画しておいたビデオを見た。
NHKスペシャル「なでしこジャパン世界一への道」
あの感動をもう一度ということなのだが、
それ以外にも勉強になる言葉が一杯あった。
「苦しくなったら私の背中を見なさい」
北京五輪で4位になった時、
沢が宮間に繰り返しそう言っていたそうだ。
だれよりも走り、
だれよりもボールを蹴り、
だれよりもチャンスを作り、
そうやって沢はなでしこを牽引してきた。
W杯決勝。
延長前半に、
決定的とも思える1点をアメリカに奪われた時、
その沢でさえ「焦った」という。
そりゃそうだろう。
逆の立場のアメリカのワンバク選手は、
自らのこの1点で勝利を確信したという。
しかし、
そこで諦めなかったのが、
沢の背中を見て走り続けてきた、
若い選手たちだった。
理想的リーダーとは。
強い組織とは。
歴史的な120分には、
ぼくらの日常でも大切な教えが、
一杯に秘められていた。
そして言うまでもなく、
最後まであきらめないことの大切さ。
沢の最後の言葉がまた素敵だった。
「夢はかなえるためにある」
心底そう信じれる人が、
本当に夢をかなえるのだ。
PKの時、
両手を合わせ、
一心に祈る沢の姿を見ていたら、
ちょっと泣けてきた。
●国民栄誉賞、大結構。
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