中国の高速鉄道事故はひどい。
先頭車両を埋めるは、
客車の撤去もそこそこに運転再開するは、
まぁ、
開いた口がふさがらない。
折しも、
中国では世界水泳が開かれているだけに、
国の面子を大事にしているとしか思いようがない。
当然、
原因究明など二の次だ。
この国は、
国民の命など何とも思っていないのだと、
改めて思う。
でも、
日本だって全然偉そうに言えたもんじゃない。
福島原発について、
国と東電は結託して情報を隠しに隠し、
影響を可能な限り過小評価し、
原発と電力会社の一社独占状態を維持しようと必死だ。
九電の玄海原発は「やらせメール」問題で、
運転再開がとん挫しているが、
新規建設に反対というぼくの立場からみれば、
中電が山口県で進めている上関原発の方が注目される。
建設工事は来年からの予定だが、
今は福島の事故を受けて、
埋め立て工事がストップしている段階。
建設中や計画中の原発はほかにもあるが、
いわゆる「まさにこれから建てます」状態のこの原発の行方は、
この国の将来が脱原発なのか原発推進なのかの、
大きな分かれ目になると考えられている。
「埋立地に建設」という時点で、
今となっては完全にアウトだと、
ぼくには思えるのだが、、、
0 件のコメント:
コメントを投稿