2011年12月1日木曜日

過去

「家政婦のミタ」見た?

といった会話が、
家族で、
学校で、
職場で交わされているであろう金曜日。

ミタがついに過去を告白した。

以下ネタバレ注意。


溺れそうになった子どものミタを助けて、
死んでしまった父親。

夫の死をミタのせいにする母。

母は再婚するものの、
再婚相手がミタに好意を抱くようになり、
母の嫉妬をかうミタ。

結婚して夫と息子と幸せな家庭を持つが、
夫の弟に好意を寄せられ、
挙げ句の果てにストーカー行為を受けるミタ。

夫がその事実を知ると、
弟は逆上してミタの家に放火し、
夫と息子は死んでしまい、
弟も自殺する。

夫の家族や母は、
ミタの笑顔が悪いのだと責める。

「アンタの笑顔は他人を不幸にする。何もしなくていいから、一生笑うな」

想像していたよりはハードだったけど、
思いもよらないほどではなかった。

絶賛したので見てくれた人がいたら、
ちょっと肩すかしだったかな?

このドラマには、
ミタとはちょっと違うけど、
やることなすこと全て裏目に出る、
そんな登場人物が複数いる。

程度の差こそあれ、
ぼくだって、
やることのほとんどが裏目に出るといってもいい。

99回裏目でも、
1回の当たりのために生きているようなものだ。

ミタが夢も希望も笑顔も失くし、
それでも自殺せず、
家政婦として生き続けているのも、
どこかで「当たり」を探しているからなのだろう。

まぁ予告編を見る限り、
次回はさらに嵐になりそうですが。。。

普通の年だったら、
「承知しました」は流行語大賞だったかもね。

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