2011年12月21日水曜日

脱字

「すべて真夜中の恋人たち」で、
ネットで指摘されていた脱字の部分は、
ぼくが読んでいる時には全く気づかなかった。

興味がある人は、
ゲームだと思って、
本屋さんで81ページだけでも読んでみて欲しい。

ぼくは、
そこにある(ない)と指摘されていても、
気づくまでしばらく時間がかかった。

ある意味「盲点」といえるだろう。
たぶん、
読みながら頭の中で文章を先取りして、
ない文字まであるように読んでしまうのだ。

いやぁしかしこれって、
小説の主人公の校閲者が言っていることを、
皮肉にも実証していることになる。

たぶん校閲者が主人公ゆえ、
より慎重に校閲したであろうに。

もしこれがワザと(戦略)でないとしたら、
担当の校閲者は、
悔しくてたまらないだろうか?

ほかの本なら気づかれても、
さほど話題にならなかっただろうに。

案外平気かもしれないな。

そんなもんよ。

そんなもんなんだよね。

血眼になっても、
見つからないものは見つからない。

そうそう。

そういえば先日、
後輩にこんなことを言って、
自分自身で「その通り」と納得した。

仕事してると行き詰まることがあるやろ。
そんな時、
これはどうにもならんって思うやん。

でも、
そのうちの99.9999%はどうにかなるねんで。
必ず解決法はあるって信じて考えて考えて考え抜いたら、
本当にどうにかなるもんや。

パズルと一緒。

必ず正解はある。
それを、
このパズル欠陥品や、
どうにもならんと思って考えてたら、
いつまでたっても絶対にどうにもならん。

そんなもんやで。

ってこれは、
脱字ならぬ、
完全な脱線でした。



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