2012年1月31日火曜日
細部
アートディレクター石岡瑛子に関する、
生前唯一のドキュメンタリー番組、
NHK「プロフェッショナル」を再放送していた。
これ、
最初の放送の時も見たのだけれど、
やっぱりまた見てしまった。
「1ミリが世界を変える」
すごい言葉だなぁ。
この番組、
必ず「あなたにとってのプロフェッショナルとは」って、
出演者に尋ねて、
石岡もそれについては答えているのだけれど、
ぼくは、
この言葉こそ「プロフェッショナル」そのものを表現していると思う。
映画とか舞台芸術という分野で、
1ミリにこだわり抜くこと。
客席から見たら絶対に違いが分からないような、
その1ミリに妥協しない姿勢。
その言葉の意味について、
番組の中で石岡は、
「スタッフの意識が100倍違ってくる」
みたいに言ってた。
だれにも気づかれない1ミリにこだわる人にこそ、
周囲の人は尊敬の念を抱き、
自分もその情熱の中に飛び込みたいと思うのだろう。
似たような言葉に、
「本質は細部に宿る」っていうのもあるけど、
「1ミリが世界を変える」の方が具体的でいいな。
翻ってジョブズのこだわりも、
結局そういうことだったのだろうと推測する。
「私は目隠しされた馬みたいに、死ぬまでは知り続けるのよ」
70歳過ぎてなお、
ニューヨークの街中でそう言い切った彼女は、
恐ろしくカッコよかった。
見終わって、
背筋がしゃんとした。
合掌。
●本日あらためて「もといちの日」の連絡メールを送った。開始時間を6時半に変更します。今年も十数人の楽しい集まりになりそうです。鳴尾高校出身のあなたも参加しませんか?飛び入り歓迎ですよ(笑)
2012年1月30日月曜日
死闘
全豪テニスの男子決勝を見ていた。
会社のテレビはWOWOWが映るのです。
ジョコビッチ対ナダル。
世界ランク1位と2位の戦いは、
5時間54分におよぶ正真正銘の死闘。
何と四大大会決勝の最長記録だそうな。
ジョコビッチはこの決勝のたった40時間前に、
ランク4位のマリーと5時間弱の激闘を制したばかり。
これもその時は「死闘」って言われたんだけどね。
とにかく、
いかに1位といえども、
日程の関係で休みが1日多いナダル優位とみていた。
実際試合は第1セットナダルが取ったのだが、
ジョコビッチのここからの粘りがハンパじゃなかった。
やはり1位はだてじゃなかった。
ドロップショットや簡単なスマッシュは、
結構ミスするのに、
長身を生かして球を拾いまくり、
ナダルを右に左に走らせる。
一方ナダルも、
闘志みなぎらせるプレーは相変わらずで、
最後の最後まで全くの互角、
取っては取られ、
どちらが勝ってもおかしくない試合だった。
格上が格下にかつのは「下す」といい、
逆は「破る」という。
そういう意味では、
ジョコビッチはナダルを「下した」わけだが、
そういうには忍びないほどの接戦だった。
ナダルはまたもジョコビッチを「破れなかった」。
そこが1位と2位の差であり、
たとえ紙一重であっても、
埋められぬ違いがあるのだろう。
しばらくテニスは熱心に見てなかったけど、
今日の試合には引きつけられた。
仕事してる場合じゃなかったよ(笑)。
ジョコビッチ、
ナダル、
フェデラー、
マリー。
フェデラーとナダルの2強時代から、
4強時代に入った男子単。
そしてその4強の壁に、
錦織がどう肉薄していくのか。
WOWOW入ろうかな。
それとも、
今年あたりウィンブルドン観に行こうかな〜(笑)
2012年1月29日日曜日
譜面
なかなかセッションに行けない中、
盟友パティさんからのお誘い。
ここは逃す訳にはいかぬと、
押しかけ1曲歌わせていただきました。
最近覚えた曲で、
譜面にも自信がなかったところ、
案の定、
ミュージシャンから「だっさいコード」と、
シビアなご指摘。
情けないのは、
ぼくにはどこがダサいのか、
さっぱりわからないこと。
だって、
既製の譜面をフィナーレに写して、
それから移調しただけなんだもの。
責任逃れといっては何だけど、
コードがダサいというのは、
元の譜面のせいです。
でも、
ダサいものを「ダサい」と、
ちゃんと指摘してくれる人って、
本当にありがたいこと。
大抵のミュージシャンは、
ダサいと思っていても、
適当に自分でコードをつけ直して、
つまり譜面なんか無視して弾いてしまう。
ということは、
ぼくはダサい譜面を持って、
また別のセッションに行って、
「ダサい譜面」=「ダサいボーカル」って思われる、
その繰り返しになるわけだ。
今日はさらにその場で書き直してくれて、
とってもラッキー(笑)。
いやいや、
そんなラッキーに甘えてないで、
自分でコードぐらいつけれないと、
本当は駄目なんですけどね(泣)。
歌自体は、
初めて人前で歌った割には、
まぁよかったのではと自画自賛。
残る一週間で、
精一杯ブラッシュアップしましょ。
●パティ様、ありがとうございやした〜♫
2012年1月28日土曜日
逆算
盆栽を老後の趣味にしたいなら、
40代ぐらいまでに始めないと遅い、
みたいな事を聞いたか読んだかした記憶がある。
いわく、
鑑賞できるような盆栽に育てるには、
20年ぐらいはかかる。
出来上がったものを買うならともかく、
自分で育てたいなら、
それぐらい(40代)に始める必要がある。
というようなことだったような、、、
逆算の発想で、
今でも覚えているぐらいだから、
よほど印象的だったのだろう。
その40代も半ばを過ぎ、
いよいよ人生を逆算することが、
現実味を帯びている。
仮に平均寿命まで生きられるとしても、
すでに人生の折り返しは済んでいるわけで、
たとえば今、
何か全く新しいこと、
たとえば楽器演奏であるとか、
油絵であるとかを始めたとしても、
死ぬまでに積めるキャリアは、
せいぜい40年だ。
初めて20年ぐらいは、
人間と同じくその世界では「子ども」だ。
ようやくその世界で「大人」になっても、
「その世界の大人」の大人と認めてもらうには、
さらに20年はかかる。
「その世界の大人の大人」、
つまり、
その世界でいっぱしの顔が出来るようになるには、
40年はかかるというのが、
ぼくの考えだ。
だから盆栽始めるなら、
もうタイムリミットなわけだ。
始めないけど。
もちろん、
何歳になっても、
全く新しいことにチャレンジすることは、
とっても素敵なことだし、
そうでありたいと思う。
死ぬまでにやりたいな、
スカイダイビング(笑)
2012年1月27日金曜日
最強
ウェザーニュースで天気と気温をチェックする。
ここ数日、
「最強の防寒で」とか書いてあるので、
ぼくの「最強の防寒」について実験してみた。
とりあえず、
ここんとこの冬の定番はダウンジャケットで、
確かにこれは強力なのだが、
あまりに暖かいので、
ついインナーを薄着してしまい、
出かけた先でダウンを脱ぐと、
ちょと寒い、
みたいなことがある。
それに、
最近「街中ダウン」みたいになっていて、
天の邪鬼なぼくとしては、
ダウンに頼らぬ方法を探った。
でもこれは結構リスキーで、
もし思ったより寒くて風邪でもひいたら、
ライブも近いし元も子もない。
慎重に慎重に。
基本は重ね着。
これだと脱いだり着たり、
調節がきく。
まずは、
ニットのタートルの上に、
ダッフルコートというのを試した。
これは十分暖かったのだけれど、
自転車に乗っていると、
胸元がスースーして、
そこが若干マイナス。
そこで今日は、
綿のタートルの上に、
ユニクロの薄いダウンを着て、
その上にダッフルコートを重ね着した。
これは間違いなく最強。
って結局ダウン頼ってんじゃん(笑)
やっぱり羽毛さんにかなう防寒着はないな。
ちなみに、
ウェストウォーマー(腹巻)、
分厚い手袋、
マフラーは必需品ね。
もっと寒くなったら、
最後の手段、
マスクの登場となる。
と、
まぁこうやって、
ぼくはどこへ行くのも、
かなりの防寒体制を敷いているので、
実際のところ、
この冬がそんなに寒いのかどうか、
よく分からないのです。
節電なんかしてないのは、
言うまでもありません、、、
2012年1月26日木曜日
配達
もう届いた。
ぼくは外出中だったけど、
母によると、
家の中まで運んでくれたとのこと。
「助かるわ」とお褒めの言葉。
そりゃよかった。
「でも米はいらんで」と母。
「やっぱり米は自分で選ぶ」
さすが元農家の娘、
譲れぬ線があるのだろう。
素直に従いましょう。
しかし今回の水で、
消耗品でかさばる物や重いものは、
通販に限ると実感できた。
スーパーで下手に買うより安いのもいい。
米は駄目だとすると次は、、、
トイレットペーパーか?
「それ頼むわ。あんたが払うんやろ」
やっぱり遠慮しとくわ(笑)
●錦織戦見ていたけど、全然歯が立たなかった印象。疲労もあっただろうが、あれがトップ4の壁ってやつなんだね。
2012年1月25日水曜日
通販
2012年1月24日火曜日
八強
テニスの四大大会では、
1995年の松岡修造以来っていう快挙だけど、
ここ最近の錦織の活躍ぶりを見ていると、
別に不思議とも思えない。
4回戦の相手は、
世界ランク16位で、
26位の錦織より格上だけど、
全豪の前哨戦でも勝っていたし。
松岡修造のウィンブルドンの時は、
見ているこちらもかなり熱くなったけどね。
錦織は一時期故障して、
もう駄目なんじゃって思ってたけど、
本当に見事な復活ぶりだ。
松岡は当時世界最高レベルのサーブで、
ウィンブルドンの階段を駆け上がったけど、
錦織のサーブは、
今や男子の標準である200キロに満たない。
専門家によると、
彼はレシーブの確実性が上がってから、
急速に力をつけたのだそうだ。
ラケットが届けば8割は返すという。
ふむふむ。
この機会に、
錦織の代名詞ともいえる「エアケイ」について、
ちょっと調べた。
ジャンピングショットとどう違うのか。
答えは、
踏み出した足で蹴って飛び上がりながら打つのが、
「エアケイ」なんだそうな。
動画でなるほど。
普通は後ろ足で、
つまり右利きのフォアなら、
右足で蹴って打つ。
これが普通のジャンピングショット。
エアケイは左足で蹴って打つわけだ。
高校時代になんちゃってテニス部だったぼくなりに、
ちょっと真似をしてみると、
なるほどこの方が体重が球に乗る。
でも難しそう。
ちなみに、
錦織のオリジナルではなく、
通常は「ジャックナイフ」っていう技なんだって。
なんちゃっては知らなんだ。
閑話休題。
準々決勝のランク4位マリーに勝ったら、
いよいよ強さも本物だ。
世界ランクって、
だいたいどの競技もそうだろうけど、
ベスト10までに大きな壁があって、
さらにベスト4ぐらいでさらに大きな壁がある。
次元が違うというのか、
プレーのスピードも質も、
全然違う領域になる。
今の錦織なら、
あながち無理ではないような、
期待をしてしまう。
2012年1月23日月曜日
記録
思わず耳を疑った。
「政府の原子力災害対策本部の議事録が作られていなかった」
3.11以後今日にいたるまで、
福島原発事故にかかわる様々な決定が、
どういう話し合いでなされたか、
まったく記録されていないというのである。
これは国家犯罪でしょ。
どう考えたって。
普通考えられるのは、
最初は作成したのだけれど、
これ、
公式に記録しちゃまずくね、
って話になって廃棄、
あるいは存在しないことにしたというシナリオ。
原子力安全・保安院は、
「忙しくて作成できなかった」と言い訳しているそうだが、
もし本当なら言語道断を通り越している。
そんな事をしらっと言うところがまた、
ムカつく。
小学生の児童会でも議事録ぐらいは作ります。
先日「スピーディ」の事について書いたけど、
これはもう、
国家賠償とか刑事責任を逃れるための、
意図的かつ組織的な隠蔽工作でしょ。
それとも、
対策本部なんてかっこつけて、
実際は何も会議らしきものは開かれてなかったのかも。
いずれにせよ、
第二次大戦の時と同じ、
いやそれ以下だな、
この国は。
JR福知山線脱線事故もそうだが、
あれだけの事故を引き起こしといて、
事後処理のまずさも含め、
組織としてだれも刑事責任を負わない無責任体質。
誰かを血祭りにあげたいわけじゃない。
でも、
これじゃ反省しようにも、
その材料すらないことになるじゃないか。
故郷を追われ、
放射線障害の恐怖に怯え、
これから何十年も生きていく子どもたちに、
一体何と説明すればいいのか。
民主党政権、
許さん。
2012年1月22日日曜日
印象
「もといちの日」についての案内を、
昨年の参加者らへメールで一斉に送信した。
20人ぐらいだったかなぁ。
こうして告知してしまうと、
ちょっとエンジンがかかってきて、
帰宅してから「中継」に使う、
Uストリームのチェックをしてみた。
去年、
何度もリハーサルしながら、
本番で見事にこけた悔しさがよみがえってくる。
今年は絶対リベンジしてやる。
だれも期待してないとしても、
これだけは成功させてやる。
にしても、
返信が少ないのが気がかり。
平日だしね。
ま、
何とかなるでしょう(笑)
それはそうと、
告知メールの返信で、
高校時代の先生が先日亡くなったと知った。
最初名前を見てもピンとこなかったのだが、
しばらくして思い出した。
ひげ面の数学の先生だ。
授業のことは全く覚えていないけど、
確か酒が大好きで、
トリスのコーラ割りが美味しいとか、
ホームレス(当時だと浮浪者)のおっちゃんと飲み明かしただのと、
雑談で話していたのが印象的だった。
確か教師になる前は、
どっかでショットバーをやっていた?
いや、
いつかやりたいと言ってたのかもしれない。
ほんとうにあやふやなのだけど、
とにかく、
あのひげ面と酒の組み合わせは実にマッチしていたけれど、
その人が数学の教師だということは随分ミスマッチだった。
でもそういうミスマッチな人が、
当時のぼくには実に格好よく見えたもんだ。
世間の常識にしばられないぞ感があって。
今はそれほど素敵とは思わないけど。
にしても、
まだ50代ぐらいじゃないかな?
早死にだ。
勝手な憶測だが、
飲み過ぎが原因じゃなきゃいいのだけど。
本人がよければそれでもいいのだけれど。。。
合掌。
2012年1月21日土曜日
秀逸
乾電池は充電式のものを使っている。
最初はエネループだったんだけど、
繰り返し使う間に電池の被覆がはがれてきた。
そんな時、
アップルストアで見つけたこれが秀逸。
単三用しかないけど、
銀色に光る電池そのものは、
とっても丈夫そうで、
エネループよりは長持ちしそう。
そして充電器のデザインもほれぼれする。
小さく美しい。
こんな小物にまで、
Apple精神というか、
完璧主義が行き渡っていることに感動する。
ちなみに、
充電器と電池6本セットで2800円。
高いですか?
さて話はかわりますが、
今年も2月Ⅰ日が近づいております。
「もといちの日」です。
いつも通り、
JR甲子園口駅北口の「ありがた家」で、
夕方から深夜まで、
奥の座敷でダラダラやります。
「もといち」でなくたって、
鳴尾高校出身であれば参加OKです。
「もといち」の顔して座っていれば、
だれも気づきません(笑)
ワイワイやりましょう。
2012年1月20日金曜日
愚痴
その傘立てでは、
過去にも何度か被害に遭っていたのだが、
その時は結構ボロなビニール傘だったので、
「ま、しゃーないか」で済んだけど、
今日はさすがにショック。
使い古しのビニール傘なら、
傘立てにさす時にある程度、
何%かは盗まれることを覚悟するわけですよ。
でもね、
まさか新品を盗まれるとは。
予想もしてなかったのが甘い。
はい、
それはそうなんだけど、
人の善意って信じたいじゃないですか。
しかも突然雨が降ったような日だったらともかく、
今日は朝から雨だったわけですよ。
そりゃぼくだって、
突然の雨が降って、
会社に置いてある、
どー見ても数ヶ月は放置されているであろう、
ほこりまみれのビニール傘を、
ちょいと拝借したことはあります。
正直に認めます。
でも、
新品で、
しかもビニール傘ではない傘を、
平気で持ち去れる図太い神経は、
ぼくにはない。
だからこそ信頼してさしたのだ。
ネタの代償としては、
ちと高かったな(泣)
でもこれだけ愚痴って、
かなりスッキリしたわい。
●せめて元の場所にこっそり返してくれれば、なんて甘いか●15日付けが抜けていると、読者からご指摘。書き上げて、タイトルに悩んで公開し忘れてました。お暇があれば、さかのぼってご覧下さい。
2012年1月19日木曜日
大罪
落としたと思われる場所を捜索したが、
これといった成果なし。
相棒を失った片方だけの手袋。
バッグにしまったまま、
冷たい素手をポケットに突っ込み帰宅路についた。
さて。
今日の夕刊に、
「SPEEDIは当てになりません」という記事が。
放射性物質拡散予測システム、
通称「スピーディ」。
福島原発事故で、
政府がこのスピーディの情報を隠したために、
避難や対応が遅れたと大問題になった、
あのスピーディである。
その信用性に内閣府が疑問符をつけ、
今後は参考程度にすると、
今ごろ宣言する理由は何か。
一説には、
将来予想される裁判において、
「信頼できない情報だから公開しなかった」と、
国が責任逃れするためだという。
なるほど。
確か今回の事故では、
スピーディの予測はかなり当たっていたはず。
それに、
国は国民にはその結果を知らせなかったが、
アメリカにはリアルタイムで報告していたことは、
すでに明らかになっている。
都合の悪い情報はひた隠しにして、
明るみに出ると、
何だかんだと隠した理由をこじつけ、
その場しのぎをする。
●そうそう、帰ってきたら携帯直ってた●元町散策に参ります。
2012年1月18日水曜日
天罰
いやぁ、
携帯電話をヒップポケットに、
なんて書いて寝て、
目が覚めたら、
故障してうんともすんとも動かない。
これって天罰ですか?
慌てて前に使っていたやつに、
FOMAカードを差し替え、
ちょろっと充電して家を出た。
出社前に寄り道してたら時間がギリギリになり、
仕方なくタクシーに乗ったら、
今度は手袋が片方ない。
ねぇねぇ、
これって天罰ですか?
そんなに悪い事した覚えは、
最近はないんだけどなぁ?
何か本当に悪い事が起きる、
忠告だろうか?
割とそういう事、
信じちゃう年頃なんだよねぇ。
年頃といえばそうそう、
ぼくは今年年男で、
つまり48じゃんか!
何とか48って名乗ろうか。
SRO48(笑)
●携帯は会社で充電したから何とかなってるけど、あぁーまた悩みの種だぁ。。。
2012年1月17日火曜日
収納
カラビナ付きだ。
いつもは、
ジーンズのベルト通し(?)にぶら下げている。
使いたい時に鞄の中をゴソゴソする必要もなく、
とっても便利なのだが、
普段はブラブラしているのが唯一の難点。
雨が降って水滴が入ったら、
故障のもとだし、
万が一ストラップが切れて落ちれば、
一発で壊れる危険を常に抱えている。
そこでだ。
思い切って、
ストラップをつけたまま、
本体をヒップポケットに入れてみることにした。
若い人などよくやっているけど、
ぼくはこれまで、
何か座ったはずみにバキッと壊しそうで、
どうしても出来なかった。
でもものは試し、
ここ数日実行してみたけど、
案外大丈夫なもんですな。
最初は座る時なんか恐る恐るだったけど、
ポケットに軽く差し込む程度なら、
座った時にいい具合にズレてくれて、
今のところはバキッといく感じはない。
これなら、
万が一ポケットから飛び出しても、
ストラップが命綱になるし、
いいことづくめじゃないか。
でも、
真に受けてマネしないでくださいよ。
そのうち、
「ギャー」ってことになるかもしれないので。
責任持てません(笑)
2012年1月16日月曜日
告知
お知らせが遅くなりましたが、
来月5日(日)、
ライブを開かせていただきます。
っていうか、
強力バンドの演奏で、
歌わせていただきます。
前回が一昨年の夏だったので、
本当に久しぶりです。
自分がなんでこのブログ書いてるのか、
忘れるところでした(笑)
もうちょっと自分がマシになってから、
って思っているうちに、
ずるずる日が過ぎ、
そうすると、
ますますマシになってないとヤバいと思い、、、
んなことしてたら、
東日本大震災が起きてしまい、、、
そんなこんなで、
こんなに間が空いてしまいました。
言い訳は以上。
んで、
場所は前回と同じ武庫之荘・Mクアトロ。
時間は午後3時からと4時からの2回ステージです。
詳しくはこちらをご覧下さい。
カレンダーの下の方、
「サンディ昼下がりライブ」ってのがそうです。
って、
このブログ読んでくれている人はもう、
たぶん全員知っていると思うけど(笑)
人生お急ぎでない方は、
是非おたちより下さいませ。
●あと約3週間。本人いささか焦り気味です(笑)
2012年1月15日日曜日
誤算
「人生」について対話した。
彼女より20年ほど、
「大人」としての先輩として、
ぼくが経験してきたことや、
その間に培われた物事の見方について、
正直に話した。
この日のために、
ぼくは生きてきたのかもしれない、
あるいは、
この日があるなら、
ぼくが生きてきた意味があったなと思いながら。
でも、
そんな気合いほどには、
うまくしゃべれなかった気がする。
人生の先輩面するほどの経験、
してねぇなぁと実感させられた。
まだまだぼく自身、
大人としての修行が足りないようです。
とはいえ、
無惨な半生を歩んできたぼくを尊重し、
言葉に耳を傾けてくれた姪には、
心から感謝します。
そして、
帰宅してから、
先日始まった「最後から二度目の恋」を録画で見た。
脚本がNHKの連ドラ「おひさま」の岡田惠和で、
小泉今日子主演と聞けば、
やっぱり見とかないわけにはいかないでしょ。
予想に違わず、
小泉今日子の存在感は抜群だった。
45歳独身キャリアウーマンの、
というか、
独身中年のやるせなさ、
みたいなものを、
とてもうまく表現していたと思う。
「寂しくない大人なんていない」
この人、
本当に上手にキャリアを重ねているなぁ。
お話の方は、
初回ということで、
まぁ料理でいえば下ごしらえ、
あるいは材料紹介の段階。
まだ何とも評価のしようがない。
当然、
2回目も見るつもりだ。
テレビっ子だし(笑)
●姪はたまにこのブログを読んでいてくれているという。嬉しい誤算だった。
2012年1月14日土曜日
対談
ニューヨークフィルの指揮者が演奏を止めたそうな。
クラシックのコンサートなんて、
片手で余るほどしか行った事ないけど、
想像するだけで背筋が寒くなるような気がする。
携帯といえば、
昨年の大学入試で、
携帯でカンニングってのがあったな。
新聞によると、
あれから1年もたつというのに、
抜本的な対策は見つかっていないんだとか。
それほどの難問かね?
やる気がないだけ、
としか思えない。
話は飛ぶけど、
指揮者といえば、
村上春樹と小沢征爾が対談した、
「小沢征爾さんと、音楽について話をする」(新潮社)が、
なかなか面白かった。
指揮者って一体どんなことするんだろうって、
前々から興味があったのだけど、
この本で少しだけ理解できた。
指揮者とは美しき猛獣使いだ(笑)
あと、
村上春樹、
どんだけクラシック聞いてんねんって、
感心する。
ジャズに造詣が深いのは知ってたけど。
自分で気づいたが、
対談本ってかなり好きだ。
そういえば、
この前に読んだのも、
羽生の対談本だった。
対談本って、
とりあえずしゃべったまんまだから、
どんなに偉い人が難しいこと言っても、
書き言葉ほどは難しくならない。
深く理解できてないとしても、
読んでいてわけがわからなくなるということはない。
そのあたりが好きな理由かも。
しかし考えてみれば、
二人の人間の会話が文字になって、
それが読むに値するものになるって、
やっぱりすごい。
ぼくとペンギンさんとの対談を、
文字に起こしたら、、、
誰も読まないか(笑)
2012年1月13日金曜日
防寒
最強の防寒をして出勤した。
といっても、
長袖の下着にウールのタートルネック、
ダウンジャケットという程度だが。
で、
会社に着くといきなり、
「今日はあっちを手伝って」と言われ、
あぜんとした。
ここはちょっと説明が必要だろう。
うちの会社のフロアは、
大して広くないのだが、
場所によって室内温度が2度ぐらい違う。
普段ぼくが仕事をしているのは、
室温が低い方。
で「あっち」と言われたのは高い方。
案の定、
「あっち」い行くと、
暑い。
それは大げさだとしても、
少なくともウールのタートルはやめときゃよかった。
仕事にならないじゃないか。
といってそれを脱ぐと、
長袖Tシャツ一枚。
それはさすがに寒い。
その時ピンとひらめいた。
ぼくはトイレに行き、
ある物を脱いだ。
するとどうだろう、
暑さは気にならなくなり、
一件落着。
さて、
その「ある物」こそ、
今冬導入した防寒新兵器。
それは「腹巻き」改め「ウエストウォーマー」。
って言い換えてもやっぱり腹巻き(笑)
確か前の冬ぐらいから流行っていたと思うけど、
思い切って試してみたら、
信じられないぐらい暖かい。
実際、
それを脱いだだけで、
2度の室温差が解消されたのだから、
体感2度分ぐらいの効果があるのだろう。
子どものころの腹巻きは、
母の手編みでごつくて不細工。
心のこもった暖かみはあったが、
最近のは薄くて、
機能的に暖かい。
こりゃオススメ。
2012年1月12日木曜日
限界
音を消して画面だけのテレビに、
サッカーの沢と競泳の北島のツーショット。
どうやら対談しているらしい。
「諦める」という言葉が、
人生の辞書にないような二人。
何を話しているのか、
非常に興味があったけど、
ボリュームを上げるのはやめた。
ちょっと今の気分じゃないんだよね。
思えばぼくの半生、
何か強烈にしたいことがあって、
でも泣く泣く諦めたみたいな意味で、
本当に何かを諦めたことって、
なかったような気がする。
もちろんそれは、
もちろん沢や北島みたいな、
「ネバーギブアップ」って感じじゃなく、
逆に「絶対やってやる」的な物事がなかった、
という方に近い。
つまりこういうことだ。
簡単に断念できるような欲求に、
「諦め」という言葉はふさわしくない。
そういうのは単に「途中でやめた」、
あるいは「ほかの何々に変えた」、、、
もっと軽い言葉で十分だ。
だから逆説的だけど、
「諦め」という言葉がふさわしい人は、
「諦めない」という気がするのである。
ところで、
「諦める」という言葉は、
もともと仏教から来ていて、
「明きらむ」=「真理を追究する」という意味であったとか。
そこから、
諦めるとは、
「自分の限界を知る」という意味から派生したという。
なるほど。
自分の限界を認めない、
そんな人が諦めない人、
つまり沢であり北島なのであると、
ひどく納得。
だから、
そもそも自分の限界を知ろうともしない、
ぼくのような人間は、
諦めた経験がないのである。
激しく納得。
いやぁ、
ツーショット映像だけで、
こんなに考えさせてくれる、
お二人はさすが。
と、
またまた納得した次第(笑)
2012年1月11日水曜日
対話
いろいと対話していたら、
昨年末からたまっていたモヤモヤが、
少し晴れた気がした。
今のぼくにとって、
一番「素」が出せる対話タイム。
そういう意味では、
「行く」を「生く」と誤字ったのも、
あながち間違いじゃないかもね。
さて。
2012年最初に紹介する本は、
「勝ち続ける力」(新潮文庫)。
名人羽生善治と翻訳者の対談だ。
古今、
将棋の強い人は何人もいるのだけれど、
なぜ羽生の言葉はこれほど面白いのか、
いつも不思議に思う。
いわゆる「ミスター」のような、
天才語を使うわけではなく、
非常に分かりやすい語りでありながら、
内容は非常に現代的というか、
将棋の範疇にどどまらない広がりがある。
話題はもっぱら将棋のことなんだけど、
人間の頭脳の可能性みたいな点においては、
非常に普遍的なことを言っている。
「実戦じゃないとわからないことがある」なんて、
天才・羽生でもやっぱりそんなもんなのかと、
ひどく共感する。
実戦の集中力の中でしか得られないというか、
発揮されない能力というのは、
絶対にあって、
それは、
いくら研究や練習しても得られない。
もちろん、
外野で見ている方が正しい見方をしている場合もある。
でもそれはやっぱり外野の意見であって、
勝負している二人にとっては、
そういう正しさは意味がないのである。
将棋には棋譜というものがあるけど、
あそこに記されているのは、
結果として指された手の記録にすぎず、
その向うには、
頭の中で検討されたけど、
実際には指されなかった無数の手が潜んでいる。
現実に起こった出来事よりも、
起こる可能性はあったが起こらなかった事の中にこそ、
起こった現実の真実が見いだせる、
みたいな倒錯した言い方が、
当てはまるように思うのである。
言い換えれば、
何が起きたかより、
何が起こらなかったかの方が重要みたいな。
一言で言えば「行間を読め」と。
対話にせよ対談にせよ対局にせよ、
人と人が交流するところに、
本当の知恵が生まれるといったところか?
頭こんがらがってきました。
早起きしたからでしょう(笑)
2012年1月10日火曜日
外見
晴れ着姿を見なかった気がする。
成人式。
イマドキはやらないのかな?
ニュースを見ていたら、
茶髪にロンゲの子が、
普通にあいさつする時代だ。
それがまた、
結構マトモなこと言うんだな。
外見で人を判断できない傾向は、
ますます強まっている。
え、
お前の外見を鏡で見てから言えって?
返す言葉もありません。
そういえば、
スポーツ紙で前田敦子が新成人だと知った。
「これからはブログでお酒のことが書けます」だって。
これまでは飲んでたけど書けなかったって、
バラしちゃってるのも同然じゃん(笑)
高橋みなみは「10年後もAKB」。
笑える。
日本を席巻している彼女らも、
10年後には間違いなく過去の存在だ。
そう考えると、
なんだか切ないな。
●火曜日、元町に生きます。もう寝ます。
2012年1月9日月曜日
手順
木製のパズルに挑戦してもらった。
前にこのブログでも紹介したことがあるのより、
もっと複雑なヤツだ。
当然のことながら、
姪は悪戦苦闘する。
ぼくはその様をニヤニヤ見ながら、
バラバラの状態から完成するまで撮影した、
写真を小出しにしながら、
少しずつ出来あがるのを見守った。
どんなに複雑であっても、
「パズル」と名が付いている限り、
「解」はある。
だから写真であっても、
手順を示してもらえれば、
何とか完成させることができる。
それは当たり前のことだ。
手順がわかれば、
出来たも同然、
苦労はしないのである。
手順書なしに取り組めば、
かの木製パズルは、
恐らく姪の手で完成させることは、
できなかっただろう。
ことほどさように、
手順というものは大事だ。
仕事でも、
私生活においてでも、
手順がわかっていれば、
これほど楽なことはない。
だが現実は、
手順がわからないことだらけだ。
もちろん手順書はない。
ひとつ手順を間違えただけで、
永遠に解けないかもしれないし、
そもそも解があるのかどうかさえ怪しい。
そういう複雑怪奇な世界を、
ぼくらは生きている。
だから手順書なしで自力で解いたパズルのことは、
その人にとっては貴重な財産で、
次の現実に対する大きな参考になる。
大人になるということは、
成長するということは、
そうやって、
ひとつひとつ、
自力でつかんだ手順を増やすことだともいえる。
しかしながら現実は、
いくら手順の引き出しを増やしても、
全く新たな難題を突き付けてくるのだ。
さて、
あなたの直面する現実は、
あなたがこれまで手にした手順で解けるだろうか?
ひょっとすると、
すでにあなたは、
手順を間違えてしまったのではないか?
いや、
そもそも、
その現実に「解」は存在するのだろうか?
よくよく考えてみることだ。
時間はある。
2012年1月8日日曜日
阿呆
家族の素敵な写真や近況を読みながら、
ふと下の方を見ると、
※詳しくはWEBへ→「池上のバカ親子」で検索!?
とあるではないか。
当ブログの読者でもある彼は、
確か去年の賀状に、
「俺もブログ始めようか」みたいに書いていた。
ついに始めたのか。
と、
書かれてある通り検索するのだが、
なかなか「コレ」というのが見つからない。
仕方ないから、
深夜にも関わらずメールでアドレスを尋ねると、
すぐさま返事が返ってきた。
アホ!あれは冗談や
参りました。
真に受けたのはアホでした。
ぼくは返事を送りました。
明日のネタありがとう
しかし、
引っかかっの俺だけ?
結構いたんじゃないの?
来年の賀状では絶対にギャフンと言わせてやる。
早く来い来いお正月(笑)
●昨日はドタキャン失礼しました。そのかわり、本年初チョコパはおいしかったですよ。
2012年1月7日土曜日
慧眼
几帳面さでは五本の指に入るであろう奴から、
年賀状が届かない。
今日会社から帰宅してもポストにないので、
ちょっと何かあったんかいなと、
メールで「催促」した。
送信し終わって、
階下に行くと、
リビングの机上に一枚。
来てました。
慌てて訂正とお詫びのメールを追加送信。
まぁ、
何事もなくてよかったのであるが。
で、
その年賀状にはこう書かれていた。
「ブログ相変わらず見てるよ。君ってホンマにTVっ子やな!」
えっ。
そんなにテレビの話題書いたっけ?
そうか、
なら開き直ってと、
「中居正広のキンスマ」を見た。
民放を録画でなく見るのは珍しい。
今回はAKBの特集だった。
初舞台から6年。
ついにレコ大まで射止めたアイドルグループの足取りを、
当時の映像を交えながら紹介していた。
特に最初の3年ぐらい、
全然ブレークしない中、
来る日も来る日もステージに明け暮れていた時期の話には、
正直結構泣けたなぁ。
この年齢になっても、
先の見えない努力を3年続けるのは大変だと思うが、
十代の少女が世間の冷めた視線に耐えつつ、
というか、
相手にもされずに過ごした3年は、
さぞや長かったことだろう。
実際、
1期生のメンバーの中からも、
何人かはブレークするまでに去っていったそうだ。
番組によると、
売れない3年間は、
平日1回、
土日は3回の2時間公演を続けていたという。
ざっと3年間で1000回の本番をこなしていたわけで、
それはすごいことだ。
例えばクラブ活動を熱心にやっていても、
3年間で公式戦1000試合はあり得ないだろう。
だからあのグループの1期生は、
何か特別なものを持っているのだなと納得した次第。
レコ大にしても、
本命でありながら、
あれほど大泣きしていた理由が、
少し分かった。
それにしても、
オーディション時の前田敦子、
正真正銘、
どこにでもいそうな、
しかも、
んなに可愛くない女の子。
あの子のスター性を見抜いた秋元康は、
やはり恐るべしである。
ぼくが彼女を可愛いと思い始めたのは、
ごく最近のことである。
●予定変更。土曜日は住吉に参拝に参ります。
2012年1月6日金曜日
幽霊
遅まきながら、
オウム平田信のことを書いておこう。
年が明けて未明のテレビを見ていて、
速報で知った時は、
幽霊が現れたような不気味さを感じた。
晦日の東京をさまよった幽霊。
その手応えのない恐怖は今も同じである。
17年間ものあいだ、
どこで何をしていたのか。
警察をコケにしたような、
出頭の仕方も、
何となく腑に落ちない。
実際に警察力は落ちているのかもしれない。
オウムと聞いただけで嫌悪感を覚える世代も、
もう中年以後かもしれない。
阪神大震災の年にサリン事件を起こした連中が、
東日本大震災の年にまた人騒がせなことをするのも、
単なる偶然なのか。
まったくもって、
空気を読めてないというか、
読めているかいうか。
少なくとも、
警察の強烈な目覚ましになったことは、
間違いない。
2012年1月5日木曜日
年玉
この正月、
「最後のお年玉」をあげた。
そこで、
特別にメッセージを添えた。
ぼくは生まれて半世紀近くになるけれど、
それでも毎年、
現実は厳しいと痛感します。
現実はいつも複雑で難しいものなのです。
なぜこんな、
説教じみたことを書いたかという、
その説明は省くけど、
今や年に1度ぐらいしか会えず、
しかも真剣な会話などしするわけでもない、
可愛い姪への「叔父の小言」である。
前にも書いたかもしれないけれど、
小林秀雄は講演の中で話している。
「正しい事なら小学生でもわかる」
現実は黒白つかない、
灰色だらけで構成されている。
それでもぼくらは、
それらを「黒」とか「白」とか、
判断しなければならない。
大人は先の見えない灰色の海を泳ぐ。
それとは全く関係ないけれど、
最近いいなと思った言葉に、
「欲しい物ではなく必要なものを」というのがある。
買い物の時の心得、
みたいなもんだったかな。
この基準であれば、
実際のところ、
買うべき物などほとんどない。
この言葉はなかなか応用が効きそうだ。
2012年1月4日水曜日
正夢
恐ろしい夢を見た。
とても好きな人が困難に直面している。
ぼく自身は、
その困難はどうでもいいと思っているのだが、
好きな人のためならと精一杯努力して、
何とか克服してあげようとする。
そしてようやく何とかなりそうになった、
出口が見えたその時、
「仲間」の一人に銃で撃たれる。
左足に8発。
銀玉鉄砲のような小さな銃だけど、
至近距離から撃たれた弾は、
ぼくの左太ももに命中する。
6発続けざまに撃たれ、
もう弾切れだろうと思ったら、
あと2発残っていた。
装てんできる弾は6発のはずだと、
ぼくは何となく思っていたからなのだが、
銃は回転式ではなく自動式だった。
そうか、
だからか、
と夢の中のぼくは納得する。
撃ち終わった相手は銃を捨てどこかへ消える。
残された銃の弾倉を見ると、
空っぽだった。
全部撃ったのかと思った。
左足からあふれ出る血を見ながら、
ぼくはぼんやり目が覚めた。
これは「正夢」だ。
いや、
現実が先にあったのだから、
正確には正夢とは言わないかもしれない。
もちろん、
実際に銃で撃たれたわけじゃないけど、
ぼくが受けた衝撃は、
そのようなものとして、
まざまざと残っている。
あの驚き、
悲しみ、
苦しみは、
何年たっても消えないのだと、
今更ながら思った。
2012年1月3日火曜日
設定
ロンドンの年越し、
ド派手だったようですな。
それはさておき。
昨日の深夜、
何気にEテレをつけていたら、
「若者が考える日本」みたいな、
討論番組をやっていて、
最後の1時間ぐらい面白く見た。
その時、
たぶんNHKの女性アナだと思うけど、
「私たちにとっては希望がない状態がデフォルトだ」
みたいな発言をしていて、
二重の意味で納得した。
一つには、
やっぱり高度成長を体感しているぼくらと、
生まれた時から日本が不景気な世代とでは、
この国に対する視点がそもそも違うということ。
もう一つは、
「デフォルトとはうまいこと言うな」ということだ。
デフォルト=初期値というのは、
たぶんコンピューターの普及とともに一般化した単語で、
まぁ「一番最初の設定」という意味だととらえている。
初期設定が高度成長のぼくらと、
バブル崩壊後とでは、
それはその人間の本質に関わる大きな違いだ。
今同じように貧乏な人でも、
生まれた時から貧乏な人と、
子どものころは貧乏ではなかった人とでは、
同じ今の貧乏でも捉え方はきっと違うだろう。
話をコンピューターの方に無理やり持っていくと、
ぼくのパソコンは、
起動していなければスリープ状態にしている。
ところが最近、
itunesの再生の音が途切れ途切れになるようになって、
こりゃ寿命化なんて思ったけれど、
考えなおして一度電源を完全にオフにして、
再起動したら直った。
詳しいことはわからんけれど、
スリープ状態というのは、
一見オフ状態ながら実は内部では、
すぐに再開できるように待機している。
つまりスリープといいながら、
完全には休んでいないんだな。
年末年始の休みがあって、
紅白見たり初詣したり、
雑煮食べたり親戚と大富豪したり、
箱根駅伝見たりするのは、
そういう意味で、
心の初期化というか、
電源オフというか、
そういう意味合いがあるのだろう。
今思えばここ数日ほど、
仕事のことが頭から抜けていた期間は、
前の正月以来かもしれない。
もちろん普段の休日やら夏休みはあったけれど、
その間はスリープモードにはなれても、
決して電源オフとまではいってなかったように思う。
それはつまりぼくは切り替えが下手だということで、
要領のいい人っていうのは、
休みはスリープモードではなくて、
ちゃんと頭の電源を切れる人なのではないかと、
気づいた次第。
ということで、
今年はこのPC、
初期化はできないけれど、
せめて電源はこまめに切ってやろうと思う。
●3日が初仕事。再起動できなかったりして(笑)●
2012年1月2日月曜日
手札
恒例の大富豪をやった。
賞金100ドルと巡る攻防戦。
母とぼくを加えた6人で10回やって、
各回ごとに1位6点、
最下位1点、
最終回だけ得点2倍という、
即席ルールでいざ勝負。
結果、
ぼくは4回トップ(大富豪)だったものの、
4回最下位(ど貧民)で、
トータル5位。
10回のうち8回が大富豪かど貧民かという、
振れ幅の大きさに、
わが人生を重ねてしまう(笑)。
そして注目すべきは、
うち1回の手札。
うちのルールでは大富豪とど貧民の間で、
2枚のカード交換をするのだが、
その結果、
大富豪だったある回のぼくの手の内は、
「2、A、A、A、A、13、13、12、12」。
人生長いこと大富豪ゲームやってるけど、
間違いなく最高の手札。
もちろん、
この回は瞬殺で勝ちました。
おみくじで大吉を引いたような、
プチハッピー感を味わえた。
こんな手だったら誰でも勝てるのであって、
普通の手札でも相手の手を読み、
ポーカーフェイスでやらないと、
最後には泣きをみるわけで、
そのへんの欠点はちっとも変わらず。
それでも、
人生最高の手札に喜んでいるんだから、
馬鹿ですねぇ(笑)
これが今年最大の吉事だったら、
どうしよう、、、
●ちなみに総合1位は母でした。この人、なぜかこういう勝負には強い●「ボルトがマラソン走ったら」の問題。正解は1時間7分22秒28。姉一家にもやってもらったけど、この問題の難しさは筆算がややこしいことと、総秒数を時分秒に換算する面倒だとわかった。だから電卓使うとこの問題は出題の意味がほとんどないわけですね。みなさんは正解でしたか?
2012年1月1日日曜日
虚偽
数日前から番宣が例年になく激しく、
期待して見たけれど、
何かが違った。
ちょっと出演者多すぎ?
もう少し厳選して、
じっくり歌わしてあげたかったかな?
女性では水樹にガガ、
男性では福山にポルノに細川、
あと韓国勢はいらん。
それとジャニーズ枠、
最大2で十分。
それはともかく、
明けましておめでとうございます。
本年もよろしくおねがいします。
といっても、
例年ほど期するところがない、
というか、
年が改まった感がない、
というか、
そんな気分ではない。
紅白まで池上彰の番組を初めて見た。
確かにわかりやすいわ、
この人。
原発の冷温停止状態と冷温停止は違うって説明で、
居酒屋を「本日貸し切り」と「貸し切り状態」は違うってたとえ、
ナイスでした。
そもそも「冷温停止」って言葉自体、
東電の造語だと思うんだけど、
「冷温停止状態を達成した」という言い方、
いかにも断定的なのに、
実際はほとんど意味がないという、
典型的な役所言葉にあきれるばかりである。
こうして政府や東電は国民をだまし、
国民もまただまされていることに甘んじている。
そう、
だます方も確信犯なら、
だまされる方も半ば確信犯なのである。
知らないでいた方が幸せな事なら、
いっそ嘘をついて欲しい。
それが日本人なのだと悟る。
それはともかく。
年男である。
恐ろしいことである。
知らないでいた方が幸せな事だから、
いっそ自分に嘘をつきたいのである。
ジャンカラ年齢は、
今年も45歳です。
駄目ですかぁ(笑)
●年末のクイズ番組で面白い問題があった。「100メートルを9秒58で走ったボルトが、そのままの速度でフルマラソン42.195キロを走ったら、そのタイムは?100分の1秒まで正確に答えなさい」ぼく、間違えました。簡単だと思ったのに、、、●平田信出頭。今年も波乱の幕開け!
遺志
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