大学4年の姪に、
この正月、
「最後のお年玉」をあげた。
そこで、
特別にメッセージを添えた。
ぼくは生まれて半世紀近くになるけれど、
それでも毎年、
現実は厳しいと痛感します。
現実はいつも複雑で難しいものなのです。
なぜこんな、
説教じみたことを書いたかという、
その説明は省くけど、
今や年に1度ぐらいしか会えず、
しかも真剣な会話などしするわけでもない、
可愛い姪への「叔父の小言」である。
前にも書いたかもしれないけれど、
小林秀雄は講演の中で話している。
「正しい事なら小学生でもわかる」
現実は黒白つかない、
灰色だらけで構成されている。
それでもぼくらは、
それらを「黒」とか「白」とか、
判断しなければならない。
大人は先の見えない灰色の海を泳ぐ。
それとは全く関係ないけれど、
最近いいなと思った言葉に、
「欲しい物ではなく必要なものを」というのがある。
買い物の時の心得、
みたいなもんだったかな。
この基準であれば、
実際のところ、
買うべき物などほとんどない。
この言葉はなかなか応用が効きそうだ。
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